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沖縄黒糖と富山昆布が包括協定 ローカル食材の交流復活で新たな価値を2022年10月14日

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沖縄県黒砂糖協同組合(沖縄県那覇市)は10月13日、北陸昆布協会(福井県敦賀市)と包括協定を締結。サッカークラブ「沖縄SV」と「カターレ富山」がつないだ縁をきっかけに、北前船以来の交流を復活し、ローカル食材による価値の創造をめざす。

包括協定を締結した北陸昆布協会の室谷副会長(左)と沖縄県黒砂糖協同組合西村代表理事包括協定を締結した北陸昆布協会の室谷副会長(左)と沖縄県黒砂糖協同組合西村代表理事

沖縄黒糖や富山の昆布などローカル食材の多くは、地産地消か、東京などの大都市への流通がメインとなっている。しかし今後は、文化や歴史のある土地間でつながり、地域のプロの力や視点を借りながら、それぞれの地域でも消費を促していくローカルトレードを進めることが重要という考えから、沖縄県黒砂糖協同組合は北陸昆布協会と県の垣根を超えた包括協定を締結した。

沖縄黒糖と富山昆布は、江戸時代から明治時代まで北前船による交易が行われており、日本の各地域に根付いてきた食材。包括締結のきっかけを作ったのは、8月に独自に行われた地域のサッカークラブ「沖縄SV」と「カターレ富山」のローカル食材の贈りあいのやりとりだった。この令和の新たな交易、交流に注目した包括協定により、沖縄黒糖と富山昆布の両県の交流と価値を改めて創造する。

今後は、富山県立山町にあるレストラン「ヘルジアン・ウッド ザ テーブル」で沖縄黒糖と昆布を使ったランチコースを提供。また、沖縄県と富山県のこども食堂へ沖縄黒糖と昆布の提供し、ヘルジアン・ウッドの熊野泰博シェフによるレシピを提供する。

包括連携の締結にあたり、沖縄県黒砂糖協同組合代表理事の西村憲氏は「これまで沖縄黒糖の消費は大都市圏が中心でしたが、これをきっかけに地域での消費やローカルトレードにも力を入れていきたい。黒糖と昆布という食材でどのようなものができるのか? と思われている方もいるかもしれませが、 私は大きな可能性を感じており、今後は、こども食堂への食材提供、メニュー提供も行う予定。子どもたちの反応も楽しみ」と話している。また、北陸昆布協会副会長の室谷和典氏は「この令和に新しいつながりができ嬉しく思っています。沖縄にも富山にも地域に根付く文化があり、そのような点でも共通点がある。黒糖と昆布は意外な組み合わせに思われると思いますが、食材を掛け合わせた料理が振る舞われることがすごく楽しみで、可能性しか感じていません」と期待を込めた。

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