パルシステム埼玉×フードバンク埼玉「難民・移民フェス」へ食品提供2022年11月16日
生活協同組合パルシステム埼玉は、NPO法人フードバンク埼玉と共同で、11月23日に開かれる「第2回難民・移民フェス」へ食品を提供。安全な生活を求めて日本に来た難民や移民の人たちとの交流で、多様な背景を持つ地域住民の相互理解を深める。
第1回難民・移民フェスの様子
難民・移民フェスは、川口市の川口西公園(リリアパーク)を会場に市民団体「在日クルド人と共に(HEVAL)」による実行委員会が開催し、川口市も後援。物販やワークショップを通して、クルド人やミャンマー、コンゴなど、さまざまな国からの難民・移民の人たちの背景を伝え、チャリティで支援を募る。健康保険に加入できない難民や移民の人たちへの医療相談や食料支援も行なわれる。
パルシステム埼玉とフードバンク埼玉は、共同でフェス当日の食料支援に協力。パルシステムの宅配で取り扱うフェアトレードのタイ産バナナ「ホムトンバナナ」約2000本とフードバンクのアルファ米を中心とした食品を提供する。
日本には、約300万人の移民と多様なルーツの人々が暮らしており、言葉や文化の異なる日本での日常生活で、十分なサポートを得られず困難を抱えるケースが少なくない。「在日クルド人と共に(HEVAL)」は、外国ルーツの人たちへの日本語教室や、入国管理制度、難民認定制度に関するシンポジウムなどを開催することで、多様な背景を持つ人たちの人権を守る活動を展開。同イベントも、これらの課題や分断のない多文化共生への理解を地域に広めるため開かれる。
各国の料理を楽しめる
◎「第2回難民・移民フェス」開催概要
日時:11月23日、11:00~15:00※雨天決行
会場:川口西公園(リリアパーク)
参加費:無料
内容:ミャンマーのふりかけ、コンゴ人のハンドメイド手提げ、チリ・クルド料理などの販売、難民・移民の人たちの音楽や語りなど(予定)
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