介護者への支援を考えるオンライン講座「誰かを支える人」開催 パルシステム埼玉2022年11月17日
生活協同組合パルシステム埼玉は11月21日、介護者「ケアラー」を考える講演会をオンラインで開催。11月の埼玉県ケアラー月間に、介護とともに暮らす人たちの課題を共有する。
講師の村田さん(左)と野口さん
オンライン講演会は、さいたまNPOセンター専務理事の村田惠子さんとヤングケアラー経験者の野口由樹さんが登壇。「介護者サロン」の運営を通して見える、日常的に「誰かを支える人」が抱える悩みや課題を伝える。近親者の病気や障がいを隠さずに、介護の負担感を率直に打ち明けられる社会をめざした両者の活動から、助けを求めること、支え合うことの大切さを考える。
ケアラーは援助を必要とする家族や友人に対し、日常的に無償の介護や生活支援。18歳未満のヤングケアラーは、日常の大半を家族の世話や家事に費やしているため勉強や睡眠、友人と過ごす時間が充分に取れず、ストレスを抱えて孤立してしまうケースも多い。さらに近親者への介護は、家庭内の問題として捉えられ課題が表面化しにくい状況にある。
厚生労働省の調査(2021年3月)では、中学2年生の17人に1人がヤングケアラーという結果もあり、社会的認知度は高くない。パルシステム埼玉は、この社会的課題を多くの人が認識していけるよう、同講座をはじめ介護サロン運営の支援などに取り組んでいる。
◎講演会「ケアラー支援は人生の支援」開催概要
日時:11月21日 10時~12時
参加費:無料*申し込み不要
参加方法:下記URLからZOOMウェビナーで参加
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