埼玉県と「ケアラー月間」で連携「ケアラーパネル展」開催 パルシステム埼玉2022年11月18日
生活協同組合パルシステム埼玉は11月23日~30日、組合員活動施設ぱる★てらす(さいたま市浦和区)で、介護者「ケアラー」の体験を伝えるパネル展を開催。タレントのハリー杉山さんをはじめ介護とともに暮らす人々の体験を紹介する。
埼玉県は11月を「ケアラー月間」とし「誰かを支えるあなたも支える」をテーマに、近親者の介護を担うケアラーが孤立しない社会の実現をめざす啓発活動を実施。同展はパルシステム埼玉が県に協力し、ケアラーへの理解と協力の輪を広げることを目的として開催する。
パネル展示では、多様なケアラー経験者の体験談やケアラー支援の必要性を伝え、会場では動画も上映。自身も20歳代で認知症の父親を在宅介護した経験を持つタレントのハリー杉山さんの「SOSを出しても良い」とのメッセージを発信する。
ケアラーは援助を必要とする家族や友人に対し、日常的に無償の介護や生活支援をしている。近親者との関係性であるため、ケアラーが多様なストレスや日常生活の制限を抱えていても問題が表面化しづらく、社会的な課題認識も低い。
埼玉県は2020年3月、ケアラーを社会全体で支えていけるよう、全国初の「埼玉県ケアラー支援条例」を制定。パルシステム埼玉はケアラー支援の取り組みが社会に広がるよう、講演会開催やケアラー自身の心と体の健康管理に役立つ「ケアラー手帳」の無償配布を実施している。
◎「ケアラー月間パネル展」開催概要
期間:11月23日~11月30日 9時~17時※土日は休館
会場:組合員活動施設 ぱる★てらす(埼玉県さいたま市浦和区東仲町10-7)
入場:無料
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