茨城県内16番目 食・農・楽テーマに「道の駅常総」28日グランドオープン2023年4月19日
常総市と茨城県が整備を進めてきた「道の駅常総」が4月28日にグランドオープン。"食・農・楽"がテーマの新たな市の玄関口として、常陸牛、つくば鶏、メロンなど、名産グルメにスイーツや、オリジナル土産品を約1500点展開する。オープン当日は、10時から開駅式典が開かれ、常総市の神達岳志市長らによるテープカットなどのセレモニー後、11時から開駅する。
道の駅常総
茨城県の南西部に位置する常総市は、東京都心から約50キロ、車で1時間弱とアクセス良好。市の中心には鬼怒川が流れ、豊かな地形・土壌に恵まれ農産物の生産に適している。
茨城県内で16番目に開駅する「道の駅常総」は、常総市が掲げる「農業を活かしたまちづくり」アグリサイエンスバレー構想の拠点施設として、地元農産物や加工品の販売、飲食をはじめ、周辺施設と連携した多彩なコンテンツを提供し、まちの魅力を発信する。
「アグリサイエンスバレー構想」では、圏央道常総インターチェンジ周辺の約45ヘクタールに「農地エリア」と企業を誘致する「都市エリア」として、生産・加工・流通・販売が一体となった地域産業の核となる産業団地を形成。"常総市の新たな玄関口"として「食と農と健康」をテーマに6次産業化を軸としたまちづくりと地域活性化を目指すプロジェクトを推進している。
「道の駅常総」も、このアグリサイエンスバレー構想に基づき計画され、2022年12月、「農地エリア」(約14ha)に日本最大級の空中いちご園「グランベリー大地」がオープン。これを皮切りに、「都市エリア」に「道の駅常総」が開駅し、今後は、「TSUTAYA BOOKSTORE」、「温浴施設」の開業も予定されており、「道の駅常総」周辺は「食・農・楽」を体験できる一大観光スポットとなる。
また、道の駅常総がオープンするエリアは、2015年に発生した鬼怒川の堤防の決壊により被害を受けた場所。防災設備を備えた新たな道の駅をオープンすることで復興のシンボルとして、県内外に茨城県や常総市の魅力を発信していく。
同道の駅では、「農産物直売所」をはじめ、常陸牛やローズポーク、つくば鶏など特産品を味わえる「お食事処」、全国トップクラスの生産量を誇る茨城県のさつまいもや、茨城メロンを活用したオリジナルスイーツ、土産品を展開する「ショップ」など約1500点のグルメ、土産品を展開する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(153)-改正食料・農業・農村基本法(39)-2025年8月2日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(70)【防除学習帖】第309回2025年8月2日
-
農薬の正しい使い方(43)【今さら聞けない営農情報】第309回2025年8月2日
-
「安定供給は1丁目1番地」 トランプ関税、農産物輸出でも懸念 JA全農が総代会2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
米農家の所得支える制度必要 米価急落時には国は適切対応を 全農会長ら発言2025年8月1日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年8月1日
-
【注意報】県内各地のりんご園地でハダニ類が多発 岩手県2025年8月1日
-
【注意報】マンゴーハフクレタマバエ 八重山地域で多発のおそれ 沖縄県2025年8月1日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発に注意 石川県2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
【注意報】ネギアザミウマ 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月1日
-
【注意報】キク、野菜、花き、果樹にタバコガ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにミカンハダニ 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにチャノキイロアザミウマ 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
水稲早期栽培 徳島、宮崎、鹿児島 前年比「やや上回る」7月15日現在2025年8月1日
-
渇水・高温対策本部を設置 水利施設管理強化事業の積極活用を指示 農水省2025年8月1日
-
全農 政府備蓄米 91%出荷済み 7月末2025年8月1日