「国際切り絵コンクール」入選作 浦和「ぱる★てらす」で常設展示 パルシステム埼玉2023年4月26日
生活協同組合パルシステム埼玉は、活動施設「ぱる★てらす」(さいたま市浦和区)で「戦争と平和」をテーマにした切り絵『どうかこの子を眠らせて』の常設展示を開始。戸田市在住の切り絵師totomaruさんから寄贈された作品を展示している。
展示作品の『どうかこの子を眠らせて』は、虹色に彩られた多数の折り鶴の中央に健やかに眠る乳児を切り出した作品。
戦時下の日本で空襲警報時、避難所を敵に悟られないよう、「母親たちは必死に我が子を守ろうと胸に押し付け泣き声を隠そうとしたが、そのまま窒息死した子もいた」というエピソードを聞いたtotomaruさんが、二度と日本に戦争のサイレンが鳴り響かず、子どもたちが安心して眠れる未来をと願い制作した。
同作品は、2022年に開催された「第3回国際切り絵コンクール」で、スイスや中国など国内外241の応募から入選し、2022年11月末まで「富士川切り絵の森美術館」(山梨県身延町)の入選作品特別展に展示されていた。このほど、平和活動を推進する団体や施設に展示したいというtotomaruさんの希望から、同組合に寄贈された。
作品は「ぱる★てらす」2階コミュニティスペースで常設展示し、開館時間内ならいつでも鑑賞できる。開館時間は月曜日~金曜日の9:00~17:00。
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