「どろん田バレーボール大会」長野県辰野町で開催 参加チームを募集2023年6月22日
「どろん田バレーボールフェス実行委員会」(長野県上伊那郡辰野町)は7月23日、「どろん田バレーボールフェス」を開催。参加チームを6月25日まで募集している。
「どろん田バレーボール」は信州の伝説的なイベントで、約20年にわたって開催されてきたが、高齢化などの理由で休止となり2022年に復活。今回は第2回目として開催される。
「どろん田バレーボール」が始まったきっかけは、地域の課題になっていた休耕田。
あそばせている田んぼを利活用するアイデアを地元農家が中心に考える中、当時流行していたビーチバレーから着想を得て、海のない県である長野らしく、田んぼをコートに見立てて、バレーボールを楽しむイベントを企画したところ、地域内外で大きな反響があった。
会を重ねるごとに熱烈なファンが増え、さらに写真映えすることもあり多くのカメラマンも殺到。撮影された写真が全国のフォトコンテストで多数入賞したり、多くのメディアで取り上げられたこともあり、最盛期には集落の人口を越える56チーム、800人以上が里山に集まる一大イベントになった。
しかし、人気の裏で地元住民の高齢化は進み、20回の大会を区切りに休止に。4年ほど休止期間が続いたが、2022年に長野県の関係人口プログラム「信州つなぐラボ」をきっかけに、都市部の若者からどろん田バレーボールが注目され、地元住民のサポートを受けながら、辰野町役場、地域おこし協力隊などが「復活!どろん田バレーボール大会」として復活させた。
2023年は、「どろん田バレーボール"フェス"」としてさらにアップデート。大自然の中で体を動かし、泥だらけになる唯一無二の楽しさはそのままに、今年は里山の豊かな自然環境の中でランチが楽しめるキッチンカーを呼び、音楽の生演奏や子どもたちも楽しめるブースづくり、テントサウナでととのい体験などを実施。里山をフィールドにした持ち込み企画も募集し、より多様な楽しさを感じられるイベントをつくる。
重要な記事
最新の記事
-
見なくなった案山子、燕・雀・烏【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第353回2025年8月14日
-
花がよく売れるお盆・彼岸から見えてくる花産業の問題点【花づくりの現場から 宇田明】第66回2025年8月14日
-
渡り鳥「キビタキ」「ノビタキ」越冬地との間の移動経路を明らかに 森林総研2025年8月14日
-
国産・添加物削減・減農薬にこだわり「デポー国領駅前」リニューアルオープン 生活クラブ生協2025年8月14日
-
果実のフードロス削減・農家支援へ「キリン 氷結 mottainai 浜なし」再登場2025年8月14日
-
【役員人事】バイエル(9月1日付)2025年8月14日
-
「地元で働きたい」に応える 地域限定採用で安定雇用も実現 パルシステム埼玉2025年8月14日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(1)2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(2)2025年8月13日
-
危険な暑さご用心【消費者の目・花ちゃん】2025年8月13日
-
「新潟県産もも」旬の食べ比べ講座 品種ごとの味や食感を学ぶ JA新潟かがやきなど関連団体2025年8月13日
-
親子で地球にやさしいエネルギーを体験「とよたパクパク★ECOフェスタ」開催 生活クラブ愛知2025年8月13日
-
これぞ日本の発酵バター「The 発酵BUTTER」新発売 雪印メグミルク2025年8月13日
-
TICAD9「Japan Fair」に出展 アフリカでの活動を紹介 サカタのタネ2025年8月13日
-
彩り鮮やかな6種のおやつMIX「秋のつまみ種」期間限定発売 亀田製菓2025年8月13日
-
KAICO社と動物用医薬品に関する共同研究開発契約を締結 日本曹達2025年8月13日
-
【酷暑で酪農異変】「23年猛暑」再来か、8月の生乳需給に最大関心2025年8月12日
-
新米を5キロ4000円以上でも買う人の割合18.3%【熊野孝文・米マーケット情報】2025年8月12日
-
新潟県産ブドウを5人にプレゼント 「にいがたフルーツプレゼントキャンペーン」第2弾 にいがた園芸農産物宣伝会2025年8月12日
-
カントリーエレベーターのコンクール開催 北部CEが最優秀賞 岐阜県農協CE協議会2025年8月12日