千葉・つるかめ農園で農業体験をNFTへ「Farm to Earn」リリース アニメートアーク2023年6月23日
Web3.0における事業開発をサポートするアニメートアークは、つるかめ農園(千葉県いすみ市)に、Web3.0プラットフォーム「アニカナ(ANICANA)」に関する技術支援を行い、農業体験を資産に変える「Farm to Earn」を5月下旬にリリースした。
つるかめ農園は農薬や肥料に頼らず、自然の調和と循環の力に沿うことを心掛け自然米を栽培。9年前から1年を通じて自然循環を体感できる(無肥料・無農薬)米づくりのコミュニティを運営している。初心者でも基本的なことから体験を通して学ぶことができ、収穫したお米をシェアできるプログラムで、メンバーの中から農家として独立した人も生まれている。
「Farm to Earn」利用の流れ
現在、コミュニティメンバーは、都心部から通う方や移住された方がメイン。都心に住んでいる人が農作業を通じて里山の環境づくりに携わり、その自然を共通の財産として育んでいくことが持続可能な社会づくり、再生産可能な農業とつながるとして仕組みづくりを模索してきた。
その一環で今回、「アニカナ」のブロックチェーン技術を活用して、農業体験をした人に「NFT」と呼ばれるデータにして、このNFTをセカンダリーマーケットで売却してお金にできる、日本初の「Farm to Earn」を始めた。アニカナは、レヴィアス株式会社が開発した独自のブロックチェーンで、あらゆる体験を資産に換える世界初のWeb3.0。農業体験後には収穫したお米を炊き上げて共に食べるなど、得られた価値や感覚をシェアしあう。
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