広島の「被爆ピアノ」演奏会開催「原爆と人間」パネルも展示 パルシステム茨城 栃木2023年7月26日
生活協同組合パルシステム茨城 栃木は8月16日、イオンモールつくば(つくば市)で株式会社矢川ピアノ工房(広島市安佐南区)の協力による被爆ピアノの演奏会を開催。会場には、広島と長崎での原爆投下の惨禍を伝えるパネル「原爆と人間」を展示し、戦火を乗り越えたピアノの音色とともに平和の大切さを伝える。
演奏会では、1945年8月6日に広島県で原爆投下の爆心地3キロ以内にありながら、焼滅を免れたピアノの音色を地域の小中高校生有志が奏でる。
残存する「被爆ピアノ」は、広島や長崎など全国で11台程度が確認されている。原爆の爆風と熱線を受けたピアノを調律師の手により音色を取り戻し、背景にある物語を伝えながら演奏され続けている。矢川ピアノ工房代表の矢川さんは1998年、「被爆ピアノ」の修復と調律を託されたことをきっかけに、自分ができる平和活動として2001年から全国コンサートを開始。自らトラックで全国へ被爆ピアノを運搬し、「被爆資料」に直接五感で触れる機会を作っている。広島の工房では被爆ピアノ7台などを恒久的に保存するため展示し、次世代の子どもたちへ命と平和の大切さを伝える活動を続けている。
演奏会当日は、被爆ピアノとともに、日本原水爆被害者団体協議会が制作した「原爆と人間」のパネルを展示。広島と長崎での原爆投下の惨状を伝える絵画や写真に加え、戦後、被爆者たちが置かれた状況や今なお続く核兵器の問題などを解説する。
◎「被爆ピアノ」展示・演奏「原爆と人間」パネル展示会概要
日時:8月16日
場所:イオインモールつくば1Fセンターコート(茨城県つくば市)
<ピアノ展示>
10:00~17:00(予定)
<ピアノ演奏>
地域の小中高校生有志
11:00~12:00、13:00~14:00
<「原爆と人間」パネル展示>
10:00~19:00
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日