夏休みの保護者の家事負担を軽減 札幌市内の児童クラブ120か所へ昼食提供 コープさっぽろ2023年8月28日
生活協同組合コープさっぽろは札幌市から委託を受け、放課後児童クラブにおける昼食提供事業を7月26日~8月18日の土日祝日と8月14日を除く平日16日間、同市内の対象児童クラブ120か所に実施。児童会クラブへ届けるのは初の試みで、総食数は想定の9000食を上回り16日間で延べ1万1397食となった。

同事業は、児童クラブを利用する家庭の弁当作りにかかる家事負担の軽減を目的に、夏休み期間に児童クラブ(120か所)で弁当を提供する試みで、1食につき税込390円で各児童クラブに届けた。保護者は週に1回注文でき2日前までキャンセル可能で、児童クラブに通う児童だけでなくその兄弟姉妹も利用できる。
育ち盛りの児童に合わせ栄養のバランスを考え、さらに飽きがこないよう4種類を用意し、保護者にも児童に喜んでもらえる昼食を目指した。保護者は弁当のメニューを考えたり、調理する負担が軽減できるほか、栄養の偏りや猛暑の中で弁当が傷む心配もなく、実際に利用した保護者からは「助かる」「ありがたい」などの声が寄せられた。
札幌市内の児童クラブへ届けられたランチ
コープさっぽろでは、誰もが健康で安心して生活できるまちづくりを自治体とともに推進。その一環として、コープさっぽろが学校へ昼食を届ける「スクールランチ事業」に取り組んでいる。2021年9月の様似町を皮切りに現在は、愛別、初山別村の合計3市町村の小・中学校に昼食を届けている他、幼稚園へ昼食を届ける事業も行っている。今回の事業はこうしたノウハウの上で昼食提供を実現。札幌市は今回の試行実施の結果を受け、今後の本格的な展開に向けた課題の整理や手法の検討するという。
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