宮若市・郵便局と連携「買い物難民」を救う移動販売を開始 グリーンコープ生協ふくおか2023年9月15日
西日本を中心に16の生協で構成されるグリーンコープ共同体(福岡市博多区)所属のグリーンコープ生協ふくおかは、福岡県宮若市、郵便局と連携して移動販売事業「みんなのお店元気カー」を9月20日に開始する。
グリーンコープ生活協同組合ふくおかが運営する「みんなのお店元気カー」
「みんなのお店元気カー」は、買い物に困っている地域で、牛乳、たまご、肉、魚、野菜・果物、米、調味料、菓子、国産小麦で焼いたパン、惣菜、弁当、トイレットペーパー、洗剤、雑貨等を販売する移動販売車。買い物支援にだけでなく、地域のコミュニケーションの場、地域の高齢者などの見守りの場としても活用されている。
グリーンコープ生協ふくおかは、地域福祉の一環として買い物支援の移動販売事業「みんなのお店元気カー」に取り組み、住民からの要望や、行政からの相談を受け、行政や地域自治会などと協力しながら事業をすすめている。2017年12月からは、宮若市から業務を委託。買い物困難者対策事業に取り組み、現在、同市内で毎週水曜日と木曜日に計12か所で移動販売を実施している。
5月に、宮若市と郵便局の間で、地域における「共助社会づくり」を推進し、地域の活性化を図る目的で「包括連携協定」を締結。これをきっかけに、宮若市、郵便局、グリーンコープ生協ふくおかの三者で連携して移動販売を始める。三者で連携して移動販売に取り組むのは初めてで、9月に長井鶴郵便局で開始。10月には磯光郵便局でも開始を予定している。
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