コープさっぽろと取組開始 太陽光発電を活用した自己託送スキーム導入 H.Eエナジー2023年9月25日
株式会社H.Eエナジー(北海道札幌市)は9月22日、生活協同組合コープさっぽろ各店舗における再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、トドック電力および伊藤忠エネクスと共同で、コープさっぽろ各店舗敷地外での太陽光発電を活用した自己託送スキームの導入に合意したことを発表した。
取組みのスキーム図
コープさっぽろの全店舗では、2021年12月からFIT電気+再エネ証書を活用して、使用する電力全量の再生可能エネルギー100%化を実現している。一方、H.Eエナジーは、北海道全体の再エネ比率向上と北海道の再エネ普及・拡大を推進するには、コープさっぽろが独自で再エネ電源の開発を率先して行うことが重要だと認識している。
こうした背景を踏まえ、北海道内の太陽光発電所(最大約200か所)をコープさっぽろが独自で所有し、その発電所群で作られたCO2フリーのクリーンエネルギーを、コープさっぽろの全店舗(一部テナントを除く)に対して安定的に供給する自己託送を導入。これにより、店舗事業において使用する電力量の14.13%にあたる約19GWh/年を自前化できる。また、電気代を削減すると同時に組合員に対して安全・安心な地産地消エネルギーの利用を推進する。
北海道内でEPC事業者のH.Eエナジーは、太陽光発電事業を主力事業とし、用地開発からEPC、O&Mまで太陽光発電に係るサービスをワンストップで提供しており、600件超の建設実績がありる。
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