8月の外食・中食レポート 2019年比0.2%増 コロナ前と同水準2023年10月6日
外食・中食市場情報サービス「CREST」を提供するエヌピーディー・ジャパンは10月5日、外食・中食市場の8月の動向分析レポートを公表。2019年同月比は0.2%増で客数は同7.0%減、客単価は同7.8%増。コロナ前と同水準となった。
外食・中食市場の成長率
同レポートによると、8月の外食・中食売上は、2019年同月と同水準の0.2%増。記録的な猛暑で、小売では飲料や季節商品などが売上の追い風となった。また、イベントや行楽需要が回復したものの、お盆休み後半には台風上陸と記録的な大雨で影響が出た。
業態別・利用形態別の8の売上で2019年同月比は、外食・中食全体のイートインは10.9%減と前月と同水準(前月比0.3ポイント増)。テイクアウト・出前は15.0%増で、ファストフード+セルフサービスカフェ(同60%増)、ファミリーレストラン(同48%増)が好調だった。
外食業態計(レストラン計)の出前(デリバリー)売上で2019年同月比は、プラス成長が続いている。デリバリー増加のピークは2020年5月の204%増だが、その後も2ケタ増が続いている。2023年8月は同48%増で、前月より大幅に下がっているものの、前年同月に比べて16ポイント増えた。
エヌピーディー・ジャパン フードサービスシニアアナリストの東さやか氏は今後の展望について、「消費者の意識と行動は"通常"に戻っているが、テレワークは定着し、引き続き外食・中食の機会は減少したままの人が多い。外食・中食は、 GWで回復が進んだが、休日の少なかった"日常"の6月は節約で後退。7月は夏休みが始まり回復し、8月は夏休みの荒天や節約と日常消費の減少で後退した。このような、メリハリ消費が今後も続くと考えられる」とコメントしている。
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