もみ殻処理と脱炭素の課題を解決「もみ殻バイオ炭製造装置」実証試験を開始 ヤンマーES2023年10月18日
ヤンマーエネルギーシステム(ヤンマーES)は、もみ殻バイオ炭製造装置の実証試験を10月から開始。同実証試験は西坂農機今津営業所の協力のもと、2024年8月までの実施を予定している。
もみ殻バイオ炭製造装置
米づくりにおいて、毎年収穫後に大量に発生するもみ殻の処理方法が課題となっている。また、適切な処理をしなければ二酸化炭素(CO2)より温室効果の高いメタンガスなどが発生するため、環境負荷軽減も求められる。ヤンマーESは、2019年から、もみ殻ガス化発電で実証していたバイオ炭製造の部分に着目。「もみ殻バイオ炭製造装置」の開発を進め、2024年9月の商品化を目指す。
脱炭素サイクルのイメージ
実証試験では、未利用資源(もみ殻)を活用した循環型農業とバイオ炭の土壌施用による炭素固定による農業分野での脱炭素化への技術確立を目指す。また、もみ殻の燃焼時に発生する熱利用も検討。もみ殻の処理費用削減や生成されたバイオ炭の利用拡大、カーボンクレジットなどを活用した収益化などを通し、導入することによる環境面や経済面での利用者のメリットの確立を目指す。
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