群馬産直協議会「めぐるんま」農業体験 季節の収穫最終回開催 パルシステム群馬2023年10月27日
生活協同組合パルシステム群馬が参加する群馬産直協議会「めぐるんま」は11月4日と11日、伊勢崎市と高崎市で農業体験企画を開催。それぞれ年間を通した季節の農業体験会の最終回となり、さつまいもや大根など旬の野菜を収穫し、家族で農業の楽しさや大変さに触れ生産者と交流する。
過去に開催した利根川生産者グループでの体験会
4日は利根川流域の畑で野菜全般を生産する利根川生産者グループ(伊勢崎市)の「みんなの畑」で、6月の体験会で植え付けたさつまいもと赤ねぎを収穫。特産の赤ねぎは収穫し焼きねぎにして試食する。「みんなの畑」は、子どもたちが年間を通じて野菜の育ちを体感できるよう生産者が管理している。
11日の体験会の野菜を育てているのは、榛名山の西麓、標高400~900メートルの準高原地域にあるくらぶち草の会(高崎市倉渕町)の生産者。9月の体験会で参加者家族が種をまき、同団体が農薬や化学肥料に頼らず栽培した大根やかぶ、人参などをみんなで収穫する。とれたて野菜はホイル焼きにして生産者と一緒に味わう。
過去に開催したくらぶち草の会での体験会
両開催とも年間連続企画で今年度の最終回。自らの手で土に触れ、種まきから収穫までを体験できる企画の開催により、大人も子どもも野菜の育ちと生産者の努力を実感する。
群馬産直協議会「めぐるんま」は、パルシステム群馬と県内の3産地「野菜くらぶ」(昭和村)、「くらぶち草の会」、「利根川生産者グループ」、パルシステム連合会がともに立ち上げた協議会。利用者である組合員と産地との交流や地産地消の取り組みを通じて相互理解を深めている。持続可能な農業の発展や生活者の健康な暮らしと活気ある地域づくりを目的とし、群馬の魅力を発信する様々な活動を展開している。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日