Life Labから農林水産業専門の人材マッチング事業「農業ジョブ」を譲受 シンクロ・フード2023年12月29日
株式会社シンクロ・フード(東京都渋谷区)は、株式会社Life Lab(東京都千代田区)の農林水産業専門の人材マッチング事業の譲受を譲り受けることで、同社と事業譲渡契約を締結した。譲受実行は2024年1月31日を予定。
事業譲受後の方向性
Life Labは、日本で初めて農林水産業専門の人材サービス「農業ジョブ(旧名称:第一次産業ネット)」をリリースし、17年以上にわたって第一次産業の事業主と求職者をマッチングしてきた。求職者会員は、業界トップクラスの13万人を超え、多くのユーザーに利用されている。
シンクロ・フードは、これまで「食」領域の中でも飲食業界に特化してサービスを提供。2022年に策定したビジョン『多様な飲食体験から生まれるしあわせを、日本中に、そして世界へと広げる』の実現に向けて、食に関わる川上から川下まで、全てのバリューチェーンにおいてさらに価値を提供するため今回の事業譲受を決めた。今後は、既存事業における飲食店、卸・メーカーとの繋がりを足掛かりに、農林水産業における生産者との連携を強め、食のプラットフォーマーとしての進化と食領域全体への貢献を目指す。
今後は同社が展開する「求人飲食店ドットコム」「求人@インテリアデザイン」など、業界特化型のWeb求人サービスや、飲食店特化型のSNSショート動画求人サービス「グルメバイトちゃん」などのサービス開発・運営の経験を生かし、「農業ジョブ」を強化。また、「農業ジョブ」が運営する「人材紹介事業」「新卒向け合同説明会事業」などのサービスを活かし既存サービスを強化する。
同社は、2003年から飲食店の出店開業・運営に役立つサービスをワンストップで提供する「飲食店ドットコム」を運営し、28万件を超える(12月25日時点)登録ユーザーに対し、飲食店の出店準備時から退店時まで様々なサービスを提供。将来的には、農林水産業分野においても「農業ジョブ」(人材サービス)を軸に、事業経営に資するサービス、プラットフォームの開発も視野に入れ、飲食業・農林水産業のプラットフォームを提供することで、双方に対してより質の高いサービスの提供をめざす。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(142)-改正食料・農業・農村基本法(28)-2025年5月17日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(59)【防除学習帖】第298回2025年5月17日
-
農薬の正しい使い方(32)【今さら聞けない営農情報】第298回2025年5月17日
-
ローマのストリートフード・フェス【イタリア通信】2025年5月17日
-
【注意報】オオタバコガ府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年5月16日
-
【令和6年度JA共済大賞 3JAの取り組み】組合員・地域住民の「日常に安心」を JA兵庫六甲2025年5月16日
-
【令和6年度JA共済大賞 3JAの取り組み】アグリスウェイの浸透と定着求め JAあいち知多2025年5月16日
-
【令和6年度JA共済大賞 3JAの取り組み】対話で最適な安心提案 JAふくしま未来2025年5月16日
-
農業予算の増額 日米協議「毅然と対応を」 農相に要請 JAグループトップ2025年5月16日
-
備蓄米 全農8万2300t出荷済 前週比1万9000t増 1日4000t配送も2025年5月16日
-
次の世代に繋げられる農業界を創造する JA全青協新執行部が会見2025年5月16日
-
有機酒類や有機畜産物が輸出可能に EUとの有機同等性の範囲が拡大 農水省2025年5月16日
-
(435)くれぐれもご注意を【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月16日
-
「大阪産(もん)マルシェ Link to EXPO 2025」で環境にやさしい体験 大阪府、JA全農大阪2025年5月16日
-
データを端末に残しながら無意味化 全農が「ZENMU Virtual Drive」導入 ゼンムテック2025年5月16日
-
雹被害の梅農家を応援「和歌山の青梅 食べて応援企画」実施 JAタウン2025年5月16日
-
6月7、8日に「食育推進全国大会㏌TOKUSHIMA」開催 徳島県2025年5月16日
-
「カーボンニュートラル・ふくしまいわき森守プロジェクト」で連携協定締結 農林中金2025年5月16日
-
ホームページリニューアル クロップライフジャパン2025年5月16日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第109回2025年5月16日