高ルテイン含有卵「あらん」ドバイへ輸出開始 高級レストラン向けに販売拡大2023年12月29日
高島産業(香川県高松市)は株式会社市文字屋與三郎を通し、機能性表示食品の業務用鶏卵「あらん」のドバイ首長国への輸出を開始。高級レストラン向けに販売拡大を目指す。
機能性表示食品のたまご「あらん」
「あらん」は、人体では網膜(黄斑部)に存在し、光の刺激から目を保護する働きを持つ天然の色素成分であるルテインを、一般的な卵の約10倍(1.7mg/個、同社調べ)含んだ鶏卵。卵黄に含まれるルテインの働きで、加熱調理すると卵黄の色が生卵の時と比べて2倍、濃く、色鮮やかな黄色になる。
「あらん」のドバイへの輸出は、京都で創業140年の八百屋を営む「市文字屋與三郎」が持つ日本産野菜の空輸ルートを活用。現地企業から同社へ日本産鶏卵の問い合せもあったことから、「あらん」の輸出の可能性について検討し試験出荷を経て、11月からドバイの高級ホテルで提供が始まった。
消費者の健康志向の高まりから、ドバイでも健康食品の需要が拡大しており、機能性表示食品「あらん」は、目の健康に寄与する高ルテイン含有卵として高い評価が期待される。
また、加熱調理することで色鮮やかな黄色になることが、新たな付加価値卵として現地ホテル、レストランに認知され始めている。同社は今後、鮮度を担保できる空輸を活かし、現地の食生活でなじみのない「あらん」の生食での提供もめざす。
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