都市近郊酪農を応援「もうひとつの牛乳 -Another Milk-」プロジェクト始動 生活クラブ2024年1月16日
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は1月16日、都市近郊酪農を応援する「もうひとつの牛乳 -Another Milk-」プロジェクトを開始。「生活クラブの原点」と言える、72℃15秒間殺菌のパスチャライズド製法で製造された「パスチャライズド牛乳」の工場設立から2024年で45周年を迎えることを機に、飼料価格や燃料費の高騰などで厳しい状況にある酪農家を応援する。
生活クラブの「パスチャライズド牛乳」は、近代酪農の発祥の地とされる千葉県と、栃木県、長野県の都市近郊に牛乳工場を持ち、組合員への配送と、東京・神奈川・埼玉・千葉の4都県で展開する生活クラブのお店「デポー」で取り扱っている。年間販売量は約1030万リットルにおよぶ、生活クラブを代表する消費材の一つとなる。
生活クラブでは、2024年に牛乳工場設立45周年の節目を機に、認知度7%にも関わらず、生乳のおいしさと栄養価が最大限に活かされた「パスチャライズド牛乳」を、より多くの人に知ってもらい、国内の酪農の維持につながるよう「もうひとつの牛乳 -Another Milk-」と銘打ち、プロジェクトを開始した。
同プロジェクトでは、改めて「パスチャライズド牛乳を初めて飲んだ方々はその味にどのような反応をするのか?」という点に焦点を当て、一般の人が試飲した様子をドキュメンタリーとして動画に収め公開。動画では、アンケート調査や感想のみでは捉えられない表情の微細な変化を、最新技術の感情認識AIで分析し「WOW値」として計測した。
新規WEB加入限定!「"無料"おためし3品プレゼント!」キャンペーン
また、商業施設で試飲会を開き、参加した107人にアンケート調査を実施。その結果、パスチャライズド牛乳は「飲みやすい」(90%以上)に続き、「新鮮である」(85%以上)、「まろやかである」(70%以上)やいつも飲んでいる牛乳と「違いを感じる」(70%以上)など好反応が得られた。これを受け、生活クラブでは、新規WEB加入限定で「パスチャライズド牛乳」を含む、「生乳100%ヨーグルト」と「新生酪農の生乳でつくったバター」をプレゼントする「"無料"おためし3品プレゼント!」キャンペーンを4月30日まで実施している。
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