能登半島地震緊急支援募金 17万人超から約2億6000万円 農林水産業復興などに活用 パルシステム連合会2024年2月26日
パルシステム連合会は、1月に「令和6年能登半島地震緊急支援募金」を呼びかけ、のべ17万人超から2億6177万4483円が寄せられた。2月28日から順次、代表者が訪問し、贈呈式を実施する。募金は、現地で支援活動をしている9団体と被災した生産者など7団体への見舞金、被災者への義援金として活用される。
産直産地の「能登棚田米コシヒカリ」は出荷できない状況に
能登半島地震を受け、パルシステムグループは1月8日から2月10日まで、利用者などへ緊急支援募金を呼びかけた結果、のべ17万792人から2億5952万2977円が集まった。さらにパルシステムの産直産地や取引先、タイのバナナ産地から募金が寄せられ、総額は2億6177万4483円となった。
募金のうち2600万円は被災した産地や取引先7団体に災害見舞金として贈呈し、農林水産業や伝統産業などの再生を支援する。石川、富山、新潟の3県には日本生活協同組合連合会を通じて、また新潟市へはパルシステム新潟ときめきを通じて、合わせて1億円を義援金として寄贈。ほかは今後、長期的な被災者支援を予定する9団体へ寄贈し、物資支援や医療・衛生環境整備、教育再開、被災者の心のケアなどの費用として活用する。寄贈先は、過去の大規模災害発生時にもパルシステムと連携し、被災地での支援活動をしてきた以下の団体。
1)一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)
2)特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン
3)認定特定非営利活動法人ADRA Japan(アドラ・ジャパン)
4)公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
5)認定特定非営利活動法人難民を助ける会(AAR Japan)
6)被災地NGO協働センター
7)特定非営利活動法人YNF(よか隊ネット福岡)
8)認定特定非営利活動法人国境なき医師団
9)特定非営利活動法人AMDA(アムダ)
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