食品ロス削減に貢献 コープ商品6品を3月から順次拡充 日本生協連2024年3月28日
日本生活協同組合連合会は、食品ロス削減に貢献できるコープ商品6品を3月から順次拡充する。
食品ロス削減に貢献するコープの6商品
規格外原料や流通できなかった原料のうち、利用先がなく廃棄されている原料を使ったコープ商品が、これまでの5商品に加え、3月から新たに3商品を順次発売。さらに3商品を順次リニューアルして、食品ロスに貢献できるコープ商品の品揃えを拡充する。
3月1日発売の新商品「CO・OP 甘みがつまったにんじんジュース」は、にんじん搾汁時に残ったパルプを7%配合し、1本あたり8.5gの食品ロス削減に貢献。同じく3月1日発売の「CO・OP おからが入ったきなこビスケット」は、豆乳を絞った後に残るおからを無駄なく使った。また、5月21日発売の「CO・OP バナナチョコアイスバー」は、コープ商品のペルー産有機栽培バナナの生鮮用の選別基準に沿わなかったバナナをピューレ化して使用している。
リニューアル商品では、3月1日発売の「CO・OP グリーンスムージー(一食分の野菜)」は、収穫後、青果用にカットされる際に残るブロッコリーの茎やアスパラの茎の根元部分を無駄なく使用。「CO・OP ミックスキャロットスムージー」は、原料に選定工程で生鮮用の厳格な規格に沿わなかったバナナを無駄なく使用している。また、5月1日にリニューアル発売の「CO・OP マンゴー&アップルスムージー」は、マンゴー&アップル風味で美味しく飲みごたえのあるスムージーで、りんご搾汁時に残ったパルプを無駄なく使用している。
日本生協連は、持続可能な社会を実現するために全国の生協で「生協の2030環境 ・サステナビリティ政策」を推進。2030年までに食品廃棄物を2018年比で50%削減することを掲げている。さらに、身近に取り入れやすいエシカル消費対応商品の開発にも注力しており、2023年度のコープ商品のエシカル消費対応商品の供給金額(売上高)は前年比113%となる見込み。2024年度からは新たに食品ロス削減商品もエシカル消費対応商品となり、コープ商品の食品ロス削減の取り組みを更に加速させる。
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