「核兵器禁止条約」参加求める26万の署名 藤沢市議会が意見を採択 パルシステム神奈川2024年3月29日
生活協同組合パルシステム神奈川が神奈川県生活協同組合連合会と呼びかけた「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」を受け、藤沢市議会は3月27日、国会で核兵器禁止条約を議論することを求める意見を可決した。意見書は市議会から政府へ提出される。
藤沢市議会は、3月27日の本会議で、第15号議案「核兵器保有国も核兵器禁止条約締約国会議などの場での話し合いに参加できるよう、日本政府が橋渡しとしての役割を担うことを求める意見書について」を賛成多数で可決した。
意見書は2021年8月から11月まで呼びかけ、合計26万筆以上、パルシステム神奈川だけで7万8000筆を集めた「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」に基くもの。パルシステム神奈川では2月26日、神奈川県原爆被災者の会と神奈川県生協連とともに、藤沢市へ署名の趣旨をまとめた陳情書を提出した。
陳情書は市議会の総務常任委員会に提出・審議され、市議会パルシステム神奈川役員も3月6日に開かれた総務常任委員会に出席し、趣旨を説明。その結果、議案として了承され本会議で採決された。
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