2024年産「予約登録米」募集受付開始 パルシステム連合会2024年4月4日
パルシステム連合会は、2024年産の指定の米の銘柄を収穫から1年間、定期的に届ける「予約登録米」の登録受付を開始した。
予約登録米は、田植えの段階で指定の銘柄を登録することで、1年間4週に1度定期的に米が届く仕組み。1993年の冷害による米不足を契機として1995年に始まり、2024年で30年目を迎えた。
4週に1度、5kgまたは3kgから選んで登録でき、注文をし忘れる心配もなく、不作や大規模災害などの場合でも登録者に優先的に届けている。受け取りが難しい場合は、休むことも可能。さらに、「予約登録米」に登録すると、通常の注文よりお得に利用できる。
「予約登録米」対象のお米は、すべての産地で化学合成農薬や化学肥料にできるかぎり頼らない栽培を目指している。栽培には手間も時間もかかるが、田植え前から出荷が約束されていることで、生産者は安心して米を栽培できる。利用が増えることで環境保全型の農業が広がり、次の世代を育てるあと押しにもつながる。
2023年産の登録世帯数は2年連続で20万世帯を超え、点数は1.9%増の29万6000点。2023年度はその仕組みが評価され、「グッドデザイン賞」や「サステナブル★セレクション2023」三つ星を獲得した。年々米の国内消費が減少する中、環境保全型農業による持続可能な生産と消費の確立に向けた取り組みが評価された。
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