生活困窮世帯に産直米を提供 募金受付開始 パルシステム東京2024年5月7日
生活協同組合パルシステム東京は5月6日、「くらしに困っている方をお米でささえる募金」の受け付けを開始。寄せられた募金はフードバンクや子ども食堂、社会福祉協議会などを通じて、生活困窮やひとり親の家庭への産直米の提供に活用される。
利用者は商品注文時にインターネットや注文用紙で登録。申し込み単位は1口100円と1000円があり、ともに複数口で申し込める。また、商品購入に応じて付与されるポイントを利用した寄付も受け付けている。募金の受付期間は6月8日まで。
パルシステム東京では、これまでも地域福祉政策に基づき青果や食材の提供を支援してきた。2021年にはコロナ禍による行動制限の影響で増加した生活困窮者や、外食産業の停滞を受けて大量の余剰在庫を抱えた産地の支援として、フードバンクや子ども食堂等を通じ、米を提供。8月から10月にかけての3か月間に85の支援団体を通じて総量5万5560kg(1万5120世帯相当)を提供している。
主食となり長期保存ができる米は、支援団体にとって活用しやすく喜ばれている。国内1人当たりの米消費量が減少傾向にあるなか、生活に困窮する家庭では千円単位の買い物に苦慮する世帯も少なくない。また、米の提供は、産地で手をかけて育てられた産直米の消費につなげ、生産者を応援することにもなる。
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