食品事業売上を2030年1000億円へ 鳥栖工場で食品の生産開始 アイリスオーヤマ2024年7月10日
アイリスオーヤマは7月9日、鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)でパックごはんと炭酸水の本格生産を開始。同工場は西日本における食品の生産・物流拠点、ASEAN含むアジア圏への輸出拠点となる。
アイリスオーヤマの鳥栖工場
同社は、東日本大震災の被災地支援と農業復興を目的に2013年に精米事業に参入。2015年にはパックごはん事業に参入、2017年には角田工場(宮城県角田市)で自社生産を始め、生産設備を増設してきた。2021年には、首都直下型地震や南海トラフ地震など、高い確率で発生が予想される災害発生時における飲料水供給の課題解決を目指して飲料水事業に参入し、2023年には富士小山工場に続き2拠点目となる富士裾野工場(静岡県裾野市)の稼働を開始するなど食品の生産・供給体制を強化している。
鳥栖工場で食品の本格生産を開始することで、パックごはんは角田工場(宮城県角田市)と合わせた2工場で計6ライン体制、日産約120万食の生産能力となる。今後、鳥栖工場で稼働予定の2ライン目を加えると日産約140万食となる見込み。炭酸水は、国内3工場で計4ライン体制、1時間当たりの生産能力は約9万4000本に上り、今後更なる増設を計画している。
日本の食品輸出額は伸長しており、パックごはんは2023年には2019年比で約4倍の10億円、清涼飲料水は2023年には2013年比で約4.3倍の536.7億円と伸長し、海外での需要が高まっている。農林水産省は、海外や加工・業務用等の新市場を安定的に獲得するための拠点整備転換等に対して総合的に支援する「産地生産基盤パワーアップ事業」など食品輸出を後押ししている。鳥栖工場は、同事業を活用してパックごはんの設備を導入。ASEAN含むアジア圏への食品の輸出拠点と位置付け、2030年のパックごはんと飲料水の輸出額はそれぞれ、30億円と50億円を見込んでいる。
また、鳥栖工場では、炭酸水の新ブランド「CRYSTAL SPARK(クリスタルスパーク)」を国内工場で初めて生産し、炭酸水ブランドの確立を目指す。
同社は今後、国内7拠点 の食品工場の生産設備増設により生産体制を増強。さらなる生産拠点の増設も視野に入れ、2030年には食品事業で1000億円、うち輸出額100億円の売上を目指す。
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