トイレットペーパー「コアノン」コープサステナブルシリーズに 日本生協連2024年8月23日
日本生活協同組合連合会は、紙芯を省いたトイレットペーパー「コアノン」の全品を、サステナブルな原材料を主原料として使用した商品に共通のロゴマークが付く「コープサステナブルシリーズ」に加える。
紙芯のないエコフレンドリー商品のコアノンでは、すでに2品目が「コープサステナブル」シリーズとなっている。
さらに、再生紙使用によりエコマークを取得している23品目が9月から順次シリーズに加わり、2025年にはコアノンの全品目がコープサステブルシリーズとなる。
9月から順次コープサステナブルシリーズに加わる石油由来プラスチックのパッケージは、植物由来ポリエチレンを10％使用。
これにより年間約7トンの石油由来プラスチックが削減され、環境負荷軽減への取り組みが進む。
コープの「コアノン」は、「ごみになる紙芯を省いた業務用トイレットペーパーのような商品を家庭用にも」という発想から誕生。
1983年から日本生協連での取り扱いが始まり、全国の生協に広がった。
一般的なトイレットペーパーは紙芯でまいてあるため、使い終わると紙芯が残ってしまうが、コアノンには紙芯が無いためゴミにならず、その分長く巻けるという商品上のメリットがある。
原料に100％リサイクルペーパーを使うコアノンは、長巻き長持ちで、袋のプラスチックゴミについても削減している。
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