ひきこもり経験から生まれたアート展 宮本亞門などが思いを形に パルシステム2025年2月6日
パルシステム連合会が企画参加するアート展「"HIKIKOMORI"ANYONE?他人事じゃないかも展」が2月19日、渋谷n_space(渋谷区宇田川町)で開催。ひきこもり当事者や経験者とクリエイターが「生きづらさ」を抱える気持ちを分かち合い、協同の力で生まれたアートを展示する。
厚生労働省が主催する同アート展は、パルシステムをはじめ当事者や家族会、支援団体など知見を有する企画委員が参加。ひきこもり当事者や経験者が、参加クリエイターとのワークショップや対話、提供した作品などで協同し、「生きづらい」と感じている思いをアートで形にする。
アンバサダーを務めるのは、自身もひきこもりの経験をもつ演出家の宮本亞門さん。事前に開催した「人生ドラマワークショップ」で、当事者のひきこもり体験を朗読劇の台本にし、他の人が演じて映像化するなど、お互いの気持ちを分かり合おうとする様子を作品にした。
音楽家のヒャダインさんは、ひきこもり経験のあるボーカロイドプロデューサーから募集した楽曲を選曲プロデュースし、ミュージックビデオにして公開。また、現代美術家の渡辺篤さんは、展示会場と全国の当事者をリモートでつなぎ、ライトを点灯させるオブジェなどで「共創」アートを表現する。他にも、漫画や絵画、VR映像など、多様な表現で当事者の思いを形にして展示する。
また、それぞれのアートが誕生するまでの過程は、2月22日から、渋谷ヒカリエで開催の「ひきこもりVOICE STATIONフェス」でも紹介する。
◎「"HIKIKOMORI"ANYONE?他人事じゃないかも展」開催概要
日時:2月19日~24日 11時~19時、最終日は17時まで
会場:渋谷n_space(東京都渋谷区宇田川町13-9KNビル1F~2F)
重要な記事
最新の記事
-
(448)郷愁とノスタルジー【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月15日
-
あらゆる暴力の即時停止を 被爆・戦後80年にメッセージ発表 パルシステム連合会2025年8月15日
-
京都府「第3回京のこだわり畜産物レシピコンテスト」開催2025年8月15日
-
「パンのフェス2025」三井アウトレットパーク木更津で9月に開催2025年8月15日
-
機械審査なし「お米番付12回大会」エントリー開始 八代目儀兵衛2025年8月15日
-
東京23区の住民 過去1年間に森林を訪れたのは3人に1人 森林総研2025年8月15日
-
【サステナ防除のすすめ2025】秋冬野菜の病害虫防除 異常気象こそ先手対応を2025年8月14日
-
見なくなった案山子、燕・雀・烏【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第353回2025年8月14日
-
花がよく売れるお盆・彼岸から見えてくる花産業の問題点【花づくりの現場から 宇田明】第66回2025年8月14日
-
渡り鳥「キビタキ」「ノビタキ」越冬地との間の移動経路を明らかに 森林総研2025年8月14日
-
国産・添加物削減・減農薬にこだわり「デポー国領駅前」リニューアルオープン 生活クラブ生協2025年8月14日
-
果実のフードロス削減・農家支援へ「キリン 氷結 mottainai 浜なし」再登場2025年8月14日
-
【役員人事】バイエル(9月1日付)2025年8月14日
-
「地元で働きたい」に応える 地域限定採用で安定雇用も実現 パルシステム埼玉2025年8月14日
-
政府の「米増産」方針 立ちはだかる「壁」と拭えぬ不安 産地JAと米農家の声2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(1)2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(2)2025年8月13日
-
危険な暑さご用心【消費者の目・花ちゃん】2025年8月13日
-
「新潟県産もも」旬の食べ比べ講座 品種ごとの味や食感を学ぶ JA新潟かがやきなど関連団体2025年8月13日
-
親子で地球にやさしいエネルギーを体験「とよたパクパク★ECOフェスタ」開催 生活クラブ愛知2025年8月13日