職員の協同で深める「つながり」の意義 意見交換会開催 パルシステム2025年2月17日
パルシステムグループの労働組合で組織する「パルシステム関連労組協議会」は2月、「2025国際協同組合年」を知る意見交換会をニューウェルシティ湯河原(静岡県熱海市)で開催。日々の業務の場である生活協同組合が、社会的な課題解決の仕組みとして国際的にも期待されている実情を学び、職員としてこれからの社会に対し貢献できることを考えた。

40人の職員で考えた協同組合の意義
意見交換には、職員40人が参加し、パルシステム連合会の内田皓大職員が「2025国際協同組合年」の概要を説明した。法政大学の社会人向け修士課程「協同組合プログラム」を修了した内田職員は、社会的連帯経済などを学んだ経験を生かして講師を務めた。
講義では、国連が平和や開発、人権などのテーマのもとに定める「国際年」の歴史を紹介し、協同組合が2012年に続き2回目の国際年となった経緯を説明。2012年の国際協同組合年では、イギリス、フランス、韓国などで法制度が整備され、協同組合や非営利組織による「人と人のつながりによるより良い社会づくり」も各国で推進された。
2025年の国際協同組合年では、貧困やジェンダー格差、気候変動などの課題解決を目指すSDGs達成に向けた重要な役割が期待されている。内田職員は、パルシステムが利用者や地域内外の協同組合と連携し実現できることなども提言し、参加者とともに生活協同組合の職員としてできることを考えた。
参加者からは、国際的な協同組合の動向や意義の認知が日本社会の中で未だ低いことや、職員自身も積極的な学びを進めていく必要があるとの声があった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































