農産現場で感じる気候変動を報告 通常総会とフォーラム開催 パルシステム生消協2025年2月20日
パルシステムと産直提携を結ぶ産地の生産者と生協利用者でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(生消協)は3月5日、「第36回通常総会」を東京・千代田区の有楽町朝日ホールで開催。続いて開催されるフォーラムでは、生産者が気候変動による影響の実態を報告する。
総会は、パルシステムに農畜産物を供給する生産者や利用者、グループ役職員などが出席し、2024年度の報告、2025年度活動方針及び役員改選について審議する。昨年度は325人が出席し活発な意見交換が行われた。
総会終了後に開かれるフォーラムでは、生産者が気候変動による影響を報告。パネルディスカッション形式で討論し、それぞれの立場から安心安全な食べ物を作り届けるための工夫などを語り合う。
「パルシステム生産者・消費者協議会」は、生産者と消費者、パルシステムの3者による産直推進の協議の場として1990年に設立。パルシステムと商品取引のある産地のうち、農畜産物を生産する産地を中心に170産地と、パルシステムグループの11生協および専門会社が正規会員として、水産関連の9産地が賛助会員として加入している(1月時点)。生産者も消費者も同じ「生活者」である相互の立場を理解し、農産物売買の相反する利害を超えて連携することを目的としている。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日