中等教育学校で「のこり染め」体験 玉ねぎの皮を再利用 パルシステム群馬2025年2月28日
生活協同組合パルシステム群馬は3月11日、伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校で「SDGs特別授業」を開催。玉ねぎの皮を使った「のこり染め」体験を通して、持続可能な生産と消費について考える。
1年生の授業で行われる「のこり染め」は、野菜・果物の皮や搾りかすなど、普段は捨ててしまう「のこり物」を使って染色する手法。体験では、減農薬で栽培された玉ねぎの皮を連携する企業から譲り受けて使用する。
同校では、2024年9月にSDGsの基本的な考え方を学ぶ特別授業を開催。今回はその続編として、学んだことを「のこり染め」体験で実践するとともに、実習の合間にSDGsの基礎をおさらいし理解を深める。講師はパルシステム群馬の職員が務める。
生徒らは「もったいない」をテーマに玉ねぎの皮が染料になることを体験するなかで、捨ててしまうものにもう一度価値を見出し、SDGs達成へのヒントを学ぶ。また、普段の暮らしにある「エシカル消費」や未来に目を向けた「行動」と「選択」の必要性について考える。
パルシステム群馬は地域貢献として、SDGs達成に向けて生徒と一緒に考える機会を設けており、県内の学校とは2019年度から連携を開始。SDGsを伝えながら、持続可能な社会の担い手育成の一助となれるよう活動している。
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