AGRIST 東京都のスタートアップ支援事業に採択 農産物の販路拡大へ東南アジア市場を調査2025年3月19日
AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売するAGRISTは3月18日、東京都のスタートアップ支援事業で持続可能な食産業の創造を支援するプログラム「SFIP」に選ばれ、進化型農業モデル「AGRIST Ai」を活用した東南アジア市場の農産物の輸出に向けて市場調査を実施することを発表した。

日本の食関連のスタートアップは技術力や独創的なアイデアを持つ一方、海外展開でも特に成長著しい東南アジア市場への進出には、言語や文化の違いや現地の商習慣への不理解、販路開拓の難しさなどが障壁となっている。
AGRISTはこうした障壁をテクノロジーの力で解決。SFIPの採択により、専門家相談、現地ネットワーク構築、マレーシアでのイベント参加、都内展示機会など、多岐にわたる支援を受け東南アジア市場への進出を加速する。
また、AGRISTは、SFIPの支援を受けながら、東南アジア市場における進化型農業モデル「AGRIST Ai」の実用化に向けたテストマーケティングを実施。収量予測AIは、農業生産の最適化や収益向上を実現する技術として注目されており、特に東南アジアにおける農業の課題解決に貢献できると考えられる。
テストマーケティングの第一弾として、2025年後半に新橋・虎ノ門のSustainable Food Museumにてポップアップイベントに出展。同イベントでは、AGRIST Aiの機能や導入事例を紹介するとともに、他の参加企業とともに持続可能な食の未来について議論を進める。
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