地産地消の取り組み 冷凍食品「北海道産ぶりのフライ」発売 無印良品2025年4月7日
無印良品を展開する株式会社良品計画は4月10日、冷凍食品「北海道産ぶりのフライ」を北海道内の無印良品15店舗で限定発売。北海道産ぶりを活用した地産地消の取り組みとなる。
限定販売の「北海道産ぶりのフライ」
良品計画は、2021年9月から地域に根ざした取り組みを推進する組織として地域事業部を設置し、活動の一つとして地域の生産者や加工会社と協力して独自の商品開発を行っている。今回は、同社北海道事業部の発案で、北海道内での消費量が少ないぶりを活用した冷凍食品を開発した。
近年は、温暖化による海水温の上昇で暖流を好むぶりの生息域が北上し、北海道の海域でも生息数が増えており、北海道でぶりの漁獲量が増加。一方、北海道の食文化では古くから鮭やタラの消費が多く、馴染みが薄いぶりは漁獲量に比べて消費量が低く、食品ロスなどが課題となっている。
こうした食における地域課題の解決策のひとつとして、北海道産のぶりを活用した冷凍食品として「北海道産ぶりのフライ」を開発。北海道南西部の噴火湾で水揚げされたぶりをフライにし、ぶりの身の柔らかさを楽しめる商品で、背身や腹身(ハラス)、血合いなどぶりの身をまるごと使った。また、食べ慣れていない人もおいしくたべられるよう、生姜で下味をつけてスパイスの「クミン」を効かせた甘辛たれをかけ、ごはんにもパンにも合う味付けにした。「北海道産ぶりのフライ(冷凍食品)」(175g)は、590円(税込)。
◎販売店舗
札幌パルコ、札幌ステラプレイス、アリオ札幌、コープさっぽろ そうえん、コープさっぽろ やまはな、コープさっぽろ ソシア、コープさっぽろ 藤野、旭川花咲、ハピオ木野、コープさっぽろ 岩見沢南、ランドブレイン千歳モール、コープさっぽろ ぬまのはた、コープさっぽろ しずない、シエスタハコダテ、コープさっぽろ きたひろしま ※北海道内の無印良品:冷凍食品取扱店
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