本が地域の架け橋に 情報誌『のんびる』5・6月号注文受付開始 パルシステム2025年4月22日
パルシステム連合会は4月21日、地域と暮らしの課題解決をテーマに発行する情報誌『のんびる』5・6月号の注文受付を開始。本を通じて生まれる温かい交流や、安心して過ごせる居場所としての図書館の役割を紹介する。
『のんびる』5・6月号は、「本でつながる」をテーマに多世代交流の場として地域に愛される、個人や民間団体が運営する私設図書館を取材した。静岡県焼津市の「みんなの図書館さんかく」から全国に広がる「一箱本棚オーナー制度」は、自分の興味や関心を集めた本棚を作る、ユニークで誰でも参加できる仕組み。読んだ人のメッセージで生まれた新しいつながりなどのエピソードも紹介している。
一方、公立図書館は利用率の低下や経費削減を理由に統廃合が進んでいる。本との出会いを生み、年齢を問わず憩いの場所として機能するまちの図書館の存続を目指し、住民投票で閉館の是非を問うため立ち上がった団体の活動も紹介する。
また、「のんびるインタビュー」では、劇作家で小説家の石川燃さんが「人工妊娠中絶」に対する偏見や法制度などの課題を語る。編著者を務める書籍『わたしたちの中絶 38の異なる経験』を紹介し、一人ひとりが中絶に至るまでの複雑な事情や感情に寄り添い、経験者の言葉を当事者へ届けたいという思いを伝える。また、中絶に対する懲罰的な制度や偏見で傷付く人たちを減らしていく必要性を訴える。
『のんびる』は、「あったらいいな」を実現する情報誌。地域の多様な課題に向き合う人たちにスポットを当て、協働し分かり合う豊かなつながりを紹介している。また、日々の暮らしの困り事を解決するヒントや「誰かの役に立ちたい」と思う人たちに、仲間づくりに生かせる情報を届ける。
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