日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
日本生活協同組合連合会は4月、公正な貿易(フェアトレード)によって貧困の撲滅や、生産者の持続的な生活の実現を目指す特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの「フェアトレード・ワークプレイス登録制度」で「フェアトレード・ワークプレイス」に登録された。
「フェアトレード・ワークプレイス」登録証
日本生協連はこれまで、SDGsおよびエシカル消費の取り組みを発展させるため、フェアトレード認証商品の開発や、制度の認知向上を目的とした情報を発信してきた。今後は組織内でフェアトレード認証商品と制度の周知を進めることで、職員のサステナビリティ課題への意識向上、エシカル消費への行動変容に、一層取り組む。
「フェアトレード・ワークプレイス」は、フェアトレード ジャパンが2024年7月に設けた、組織内で年間を通じて継続的に国際フェアトレード認証製品を提供または使い、組織内外への国際フェアトレード認証の周知に努め、フェアトレードの普及拡大に取り組んでいる会社や団体を登録する制度。
現在供給中のフェアトレード認証商品(バナナを除く)
日本生協連は2024年度、組織内でフェアトレード学習会を行い、組織内イベント景品に認証商品を活用するなど、職員に広く周知した。今後は、さらに渋谷のコーププラザ1F展示スペースで、フェアトレードの取り組みを発信。通路脇展示台にて、年に数回、フェアトレードの取り組みについて展示する。
また、日本生協連は、2013年からフェアトレード認証商品の発売を始め、バナナ、コーヒー、紅茶の3種類、認証商品を展開。2024年は、規格違いを含めて計10商品、2.6億円を供給した。
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