戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
生活協同組合パルシステム神奈川は5月18日、平和の意味や核兵器廃絶を考えるイベント「『戦争を知りジブンゴトにしてみよう』交流会」を新横浜本部とオンラインで開催。核兵器廃絶を呼びかける若者や被爆体験者による活動を紹介し、参加者とともに平和のために一人ひとりができることを考える。
イベントには、80年前の戦争を体験していない2000年生まれの高橋悠太さんと中村涼香さん、1歳10か月で被爆した和田征子さんが登壇する。
広島出身の高橋さんは、(一社)かたわら(横浜市西区)の代表理事を務め「核廃絶ネゴシエーター(交渉人)」として活動。長崎出身の中村さんは、NPO法人ボーダレスファウンデーション(東京都新宿区)の理事として、「平和な世界をつくりたい」というさまざまな社会活動家と連携している。また、日本原水爆被害者団体協議会事務局次長の和田さんは、母親の長崎での原爆投下の体験を国内外で証言している。
自身の戦争の記憶がない世代を超えた3人が、パルシステム神奈川で平和活動を担当する楊直子常任理事とともに、それぞれの活動への思いや戦争体験継承の意義などを語り合う。
参加者には「幸せを感じる時」などの問いかけを自らの言葉にしてもらい、世界で今なお続く戦争や核兵器の存在を自分ごととして平和のためにできることを考える。オンライン配信終了後、会場では参加者同士でイベントを通じて感じたことを話し合う。神奈川県高校生平和大使も参加予定で、世代を超えて平和の大切さを考える。
◎「戦争を知りジブンゴトにしてみよう」交流会開催概要
日時:5月18日 13時~14時30分 会場では15時まで交流会
会場:パルシステム神奈川新横浜本部(神奈川県横浜市港北区新横浜3-18-16新横浜交通ビル)
参加費:無料
締め切り:5月8日
定員:会場参加10人、オンライン100人
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