異色のプロ野球チーム「佐賀アジアドリームズ」が農業プロジェクト始動 耕作放棄地を活用して米や野菜作り NEO ASIA JAPAN2025年5月26日
佐賀県武雄市嬉野市をホームタウンとする佐賀アジアドリームズ(運営会社:NEO ASIA JAPAN)が地元農家の方と協力し、農業プロジェクトを開始した。地域課題を解決するため、畑を耕し米や野菜の苗を植え始めている。
耕作放棄地で米や野菜作り
ドリームズは2024年から活動を開始した、九州アジアリーグ(独立リーグ)に所属する佐賀県初のプロ野球チーム。活動拠点としている佐賀県西部の武雄市・嬉野市では、農業の担い手不足により生まれた耕作放棄地が地域課題となっている。こうした課題を解決するための農業プロジェクトで、6月13日もしくは14日に全選手で田植えを行う。育った野菜は、選手たちの日々の自炊料理に使われるほか、地元を中心に販売も開始する。収穫したお米は、配布&販売する予定だ。
作物は自炊や販売も
ドリームズは、アジアの野球途上国を中心とした9カ国の選手たちが所属する。海外選手は単身来日し、言葉や文化、宗教も違うチームメイトと共同生活しながら野球のレベル向上に励んでいる。また、地域活性化・地域創生のため、地元イベントへの積極的な参加や海外選手を中心とする特色から、子どもたちとの多文化交流の機会も積極的に設けている。
世界でも類を見ない、異色のプロ野球チームの活動は、各媒体でも取り上げられ、注目を集め、テレビ東京の人気番組「Youは何しに日本へ?」(5月26日放映)やNHKワールド「Where We Call Home」でも紹介される。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
北海道音更町でスマート農業研修会を9月に開催 北大拠点が実演と講演を実施2025年7月18日
-
「令和の米騒動」と水田政策の未来 事後調整の必要とJAの機能 西川邦夫茨城大教授に聞く(2)2025年7月17日
-
【注意報】早期・普通期水稲に穂吸汁性カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 長崎県2025年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年7月17日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月17日
-
全国の優績LA322人、27県の62チームを表彰 原点に立ち返り確かな一歩を JA共済連2025年7月17日
-
25年産米概算金、南国そだち2万2700円に 「相場見極め有利販売に注力」 JA高知県2025年7月17日
-
【地域を診る】能登半島地震から1年半 地域の農林漁業と医療・福祉を軸にした地域再生の必要性 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年7月17日
-
造花が増加【花づくりの現場から 宇田明】第64回2025年7月17日
-
ナガイモの産地間競争と国際化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第349回2025年7月17日
-
【'25新組合長に聞く】JAにしうわ(愛媛) 井田敏勝氏(6/26就任) 高品質のみかん、全国に届ける2025年7月17日
-
令和7年度「田んぼの生きもの調査」を実施 JA全農あきた2025年7月17日
-
令和7年度「第3回農業体験研修」を実施 草刈り作業などに取り組む JA全農あきた2025年7月17日
-
JA全農福島とテレビユー福島(TUF) 新コーナーで直売所「愛情館」から農畜産物PR2025年7月17日
-
令和7年度JA全農東北地区野球大会でJA全農福島が3位に2025年7月17日
-
「福島県産ももセリ台PR」を実施 県オリジナル品種「はつひめ」1箱10万円で取り引き JA全農福島2025年7月17日
-
最新・スマート農機の実演や展示も 福岡で「あぐりフェスタ2025」 JA全農ふくれん2025年7月17日
-
JA鹿本でジャンボスイカ品評会開催 最優秀は119キロの超特大果実2025年7月17日