JTBと那須塩原市「魅力ある酪農のまちづくり」連携協定を締結2025年5月30日
JTBと栃木県那須塩原市はは5月28日、同市の主力産業である酪農を基軸とした観光振興など「魅力ある酪農のまちづくり」に向けた連携協定を締結した。
連携協定締結式に臨んだ那須塩原市の渡辺美知太郎市長（左）とJTB常務執行役員の山田仁二氏
那須塩原市は、生乳産出額本州1位（全国2位）を誇る酪農を基軸に、魅力ある酪農のまちづくりの実現に向けた「ミルクタウン戦略」を推進している。一方で、酪農資材の高騰や従事者の高齢化、担い手不足などの課題が山積しており、課題解決が急務となっている。これまでもJTBは、那須塩原市から受託したオリンピック事前キャンプ受入や万博関連事業など那須塩原市の重点事業や、食やスポーツなど、さまざまな分野を通じた観光促進における連携を行ってきた。
両者は、酪農と観光を掛け合わせた新たな価値創造に取り組む連携協定を締結し、酪農家や地域の課題解決と「ミルクタウンブランド」の確立を通じて、持続可能な地域づくりを推進し、那須塩原市の地域活性化や観光振興を目指す。
◎連携協定内容
協定期間：2025年5月28日～2026年5月31日
◎協定の主な内容（連携および協力事項）
（1）酪農を基軸としたコンテンツ開発などによる観光客誘致に関すること
（2）地域産品のプロモーションによる販路開拓・拡大の支援に関すること
（3）酪農拠点整備による持続可能なまちづくりに関すること
（4）相互の知見を活かした交流に関すること
（5）その他、観光の振興及び地方創生の推進に関すること
◎具体的な取り組み事項
（1）酪農従事者の課題解決に資するコンテンツ開発、磨き上げ
（2）6次産業化推進・国内外販路開拓支援
（3）国内外におけるマーケティングプロモーションの実施
（4）魅力ある酪農のまちづくり実現に向けた拠点施設整備の検討
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