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難民申請者が語る日本のリアル スリランカ人招き交流会 パルシステム連合会2025年6月3日

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パルシステムグループのコンテンツ企画・制作を担うパルシステム・リレーションズは5月23日、難民問題を考える交流会をパルシステム連合会東新宿本部で開催した。

当事者の話を聞く職員当事者の話を聞く職員

グループ職員を中心に約40人が参加したイベントは、日本で生活する難民申請者の現状を伝え、支援につなげる目的で開催。スリランカ出身の2人をゲストスピーカーに招き、共催する(一社)反貧困ネットワークの瀬戸大作さんと加藤美和さんが、日本で暮らす難民申請者の現状を説明しながら進行した。

スリランカでは、1970年代から30年以上にわたる内戦が発生。終結から15年を経た現在も、政治的、経済的な混乱が続いているため多くの難民が発生し、日本にも多くの人々が暴力や迫害から逃れて入国している。

来日21年目の男性は、結婚して家族と生活。結婚を機に申請した在留特別許可は、不法残留の状況で婚姻関係が築かれたとの理由で認められていない。精神的に追い詰められる中、反貧困ネットワークと出会い、難民を支援するチャリティーイベント「難民移民フェス」に参加。子どもの頃から好きだった料理の腕前を生かし作ったパンケーキを通じ、人との交流が生まれ気持ちが救われたと語った。

「自分と同じ状況に置かれた難民申請者は多い。日本の労働力不足が問題となる中、私たちは生活のために働くことも許されない」と訴え「難民が一緒に生活できる世界をつくりたい」と伝えた。来日して9年が経つ男性は、「安心して暮らせると思い来日したが、外出もできず1人で生活するのが精いっぱい。家庭を持つことは考えられない」と実情を語り、「皆さんも私たちの活動に参加し、支援してほしい」とメッセージを送った。

瀬戸さんは「日本では、難民申請者の生存権を国が保証していない。民間支援団体が動くしかないが、財政的に非常に厳しい状況。前向きに現状を変えるため、耕作放棄地を活用した食料生産など打開策を考え、力の続く限り支援を続けたい」と語った。

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