「カミナシ レポート」食品表示ラベルのAI検査機能を追加 自主回収や食品ロスのリスクを未然に防止2025年6月13日
株式会社カミナシは、現場帳票システム『カミナシ レポート』に新たに「AIラベル検査」機能を提供開始。この機能により、食品製造現場において、これまで多数発生していた食品表示ラベルの貼り間違いや、印字ミス等による商品の自主回収や食品廃棄(食品ロス)など社会的損失を未然に防ぐことが可能になる。

食品表示は、消費者が商品を選択する上で不可欠な情報。その正確性は食品の安全性と信頼性を担保する上で極めて重要だが、食品を製造する現場では、多品種少量生産や頻繁な表示内容の変更などにより、食品表示ラベルの貼付間違いや記載・印字ミスといったヒューマンエラーが発生しやすい状況にある。
実際に、厚生労働省が公開している食品の自主回収(リコール)情報(2024年度分)をカミナシが分析した結果、ラベルの貼付間違いや記載ミス、表示欠落など、ラベルに起因する自主回収が312件。公開された全情報586件中の53%にあたることが判明した。こうした事案は企業にとって経済的損失だけでなく、消費者からの信頼失墜のほか、食品廃棄(食品ロス)など社会的な損失にもなりかねない。

『カミナシ レポート』の新機能は、食品製造のラインで商品に貼付された食品表示ラベルを、AIが画像認識技術を用いて自動で読み取り、事前に登録された正しい表示内容と照合するもの。複雑なデザインや多様なフォントのラベルも高精度で認識でき、撮影されたラベル画像を即座にAIが解析し、合否を判定する。
また、誤ったラベル貼付や記載ミスを製造段階で検知し、出荷前の修正が可能。目視による確認作業を削減して従業員の負担を軽減するとともに、検査品質の均一化を図る。判定結果は『カミナシ レポート』に記録され、いつ、どの商品が、どのように検査されたかの履歴を詳細に管理できる。
利用プラン・料金は『カミナシ レポート』の利用料金に加え、同機能のオプション費用がかかる。
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