戦後80年にできることは?情報誌『のんびる』7・8月号受注開始 パルシステム連合会2025年6月17日
パルシステム連合会は6月16日、地域と暮らしの課題解決をテーマに発行する情報誌『のんびる』7・8月号の注文受付を開始。今号では終戦から80年の節目に、格差や分断を生まない平和な社会に向けて、地域でメッセージを発信している人々を紹介する。
『のんびる』7・8月号
終戦から80年の節目を迎える2025年、『のんびる』7・8月号では「この世界が壊れる前にわたしにできること」をテーマに、平和で平等な世界を願い行動を起こす人々を特集した。
取り上げる団体の一つ「政治的な手芸部」は、3月8日「国際女性デー」に向けて政治的メッセージを含んだバナーを手芸で制作するプロジェクト。2025年は、122人から寄せられた願いや祈りのこもったパーツを縫い合わせ、大きな「抵抗」の旗を掲げて渋谷の街を練り歩いた。女性たちが社会へ抗議する際に用いられてきたツールの手芸で、一人ひとりの小さな声を集めて大きな力を生み出す活動をレポートする。
また、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロをきっかけに、ごく平凡な一般市民が石川県金沢市で初めてピースウォークを企画したエピソードも掲載。一歩踏み出して行動を起こした先には、共感が生まれ仲間ができ、活動が広がっていく未来があった。
このほか誌面では、原発問題、難民・移民問題など、さまざまな社会課題を自らが関係することとして学び合う場についても取り上げている。また、「のんびるインタビュー」では、2月に亡くなった料理研究家の枝元なほみさんを追悼し、雑誌「ビッグイシュー」関係者が思い出を語った。枝元さんは、ホームレスの自立支援を応援する同誌での連載や「ビッグイシュー基金」の共同代表を務めるなど、貧困問題に向き合い続けてきた。誰に対しても同じ目線に立って、肩書きにとらわれずフラットに接する温かい人柄や、「食べられない人がいなくなる社会」を目指し尽力していた姿を回顧する。
『のんびる』は、「いつまでも自分らしくイキイキと暮らせる」「困ったときには助け合う」という生き方や地域づくりを目指す人たちを応援する雑誌。地域の多様な課題に向き合う人たちにスポットを当て、協働し分かり合う豊かなつながりを紹介する。また、日々の暮らしの困り事を解決するヒントや「誰かの役に立ちたい」と思う人たちに、仲間づくりに生かせる情報を届けている。
パルシステムの宅配商品と一緒に注文登録すると、隔月刊の本誌を定期購読できる。
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