記録的豪雪で過去最大級の打撃 青森のりんご生産者を支援 グリーンコープ2025年7月18日
西日本を中心に16の生協で構成されているグリーンコープ共同体は7月21日、青森県のりんご産地で発生した記録的な豪雪による甚大な被害を受けた生産者を支えるため、組合員による支援金の受付を始める。
2024年末から年明けにかけて日本海側では雪が断続的に降り続き、青森県内では積雪が3メートルを超える地域もあった。この記録的な豪雪により、県全体でりんご関連の被害額は過去最大級の206億円にのぼると試算されている。
グリーンコープの産地でも、過去に例を見ないほどの深刻な被害が確認された。地域によっては収量が例年より最大3割減となる見通しで、被害は老木・若木を問わず、湿った重い雪が降り積もったことで、倒木、幹折れ、枝折れなど、樹体全体に深刻な損傷が広がっている。
倒れた木を植え替えても、再び実を収穫できるまでには約5年を要することから、被害の長期化が懸念。園地や施設の破損も確認され、地域全体の営農継続に大きな影響を及ぼしている。
こうした状況を受け、グリーンコープは組合員から広く支援金を募り、生産者を支援する。寄せられた支援金は、グリーンコープの産地である津軽みらい農協、津軽産直組合へ届けられ、倒木などで失われた苗木の植え替えや、園地・施設の復旧など、産地の再建に役立てられる。
◎「25年青森県りんご豪雪被害カンパ」概要
受付期間:7月21日〜8月1日
支援金額:一口200円/500円
申込方法:共同購入申込書、またはグリーンコープのウェブ・スマホサイトから
※同支援の受付は、グリーンコープの組合員が対象
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