農薬不使用の米づくり学ぶ「赤村の稲刈り体験」開催 グリーンコープ生協ふくおか2025年9月2日
グリーンコープ生活協同組合ふくおかは9月6日と7日、「稲刈り体験」を実施。化学合成農薬不使用でつくる米づくりのやりがいや苦労を産直米生産者の赤村有機農業生産組合にから学ぶ。
グリーンコープ生協ふくおかは、組合員と生産者との交流会を毎年開催。今年は組合員以外の一般の人も参加できる企画として、福岡県・赤村で化学合成農薬を使わずに米をつくっている赤村有機農業生産組合の生産者と、実際に鎌を使った稲刈りを体験する。
産直米生産者の赤村有機農業生産組合は、1991年に「赤村自然といのちを考える会」として発足し、2012年に現名称へ改称。農産物を通じて地域や自然の魅力を伝え、農業・食・環境を大切にする心を育むことを目的に活動を続けてきた。設立から30年以上、赤村の魅力発信と地域に根ざした有機農業の発展に努めている。
1993年からグリーンコープの産直米生産者の一員として「産直赤とんぼ米」を栽培。一般的な米の栽培では、安定供給や安価で生産することを目的に、除草剤、種子消毒、殺菌剤、殺虫剤など化学合成農薬の使用回数が多いといわれるが、赤村有機農業生産組合では化学合成農薬を使わず、手間や人手をかけて農薬に頼らない米づくりを実践している。
グリーンコープでは「赤とんぼが飛び交うような豊かな自然を再生したい」という願いを込め、化学合成農薬を使わない、または、できる限り減らして栽培された産直米を「赤とんぼ米」と呼ぶ。グリーンコープの産直米を食べることは、私たちの健康を守るだけではなく、日本の農業や環境を守ることにもつながる。
重要な記事
最新の記事
-
【地域を診る】地域の歴史をどう学ぶか 地域学のススメ "営みの側面"見逃さず 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月2日
-
米の価格はどう決まる? 安定供給支える「概算金」2025年9月2日
-
輸入米増加で国産米販売落ちる 中食・外食向け 7月2025年9月2日
-
2025年産米 JA仮渡金(概算金) 県別まとめ2025年9月2日
-
米価 3週ぶりに下落 5kg3776円2025年9月2日
-
生産量増加でも市中価格が値下がりしない不思議【熊野孝文・米マーケット情報】2025年9月2日
-
「コシヒカリ」2万6000円 「需要上振れと渇水で空気変わる」 全農ひろしま2025年9月2日
-
加工食品カーボンフットプリント(CFP)算定 ロールモデルとなる食品事業者を募集 農水省2025年9月2日
-
JAグループ「笑味ちゃん」と「ハローキティ」がコラボ「国消国産」応援2025年9月2日
-
「全農リポート2025」発行 JA全農2025年9月2日
-
デジタル防災訓練発表会 千原ジュニアさん、ゆうちゃみさんが防災への思いを語る JA共済連2025年9月2日
-
東京信連 子会社からのリース債権譲渡を完了 JA三井リースグループ2025年9月2日
-
JAぎふ産直店とコラボメニュー ASTY岐阜「だいすき!岐阜フェア」開催2025年9月2日
-
『ろうきんSDGsReport2025』発行 支え合う共生社会の実現へ 全国労働金庫協会2025年9月2日
-
「KOMECT(TM)」が「アグリノート」と圃場データを連携2025年9月2日
-
【機構改革・役員人事】丸山製作所(10月1日付)2025年9月2日
-
冷凍あんぽ柿クレープに桃すくい「ふくしまフードフェス2025」6日から開催2025年9月2日
-
坂ノ途中 スーパーマーケットへの出店が加速 関西圏で集中的に展開2025年9月2日
-
令和7年度「ジビエハンター育成研修」オンライン 受講者を募集 一成2025年9月2日
-
木南晴夏『キナミのパン日和』日本ケーブルテレビ大賞 番組アワードで「4K特別賞」受賞2025年9月2日