夏休みは13日間で437人が参加 宅配の裏側伝える「おしごと体験」 パルシステム2025年9月5日
パルシステム連合会は、東京都稲城市の物流・ITの体験施設で宅配の仕組みを学ぶ「おしごと体験」企画を開催。2025年の夏休みは、計13日間で27回開かれ437人が参加した。
宅配の裏側伝える中高生向けプログラム
おしごと体験は、パルシステムの物流センターで実際に使われている仕分け機のほか、オリジナル動画やパネル、タブレットなどを用意し、楽しみながら宅配の仕組みを知ることができるプログラム。学校の長期休み以外の期間も、毎月第1土曜日と、月曜日から金曜日の祝日に開催している。
多くの小学生が自由研究に頭を悩ませる夏休み期間は、申込者が定員を上回り抽選となったことから、抽選からもれてしまった人を対象に急きょ、追加開催。参加者からは「あっという間でした」「宅配の仕事に興味を持ったよう」「家で子どもが『アルバイトしたい』と話していた」「大人も楽しかった」など感想が寄せられた。アンケートでも95%が「とても満足」「満足」と回答し、とりわけ「とても満足」だけでも63%を占めた。
将来の仕事を考えるきっかけに
夏休み期間は、通常と異なる特別プログラムも実施。中高生向けプログラムは8月4日と5日、東京都「こどもスマイルムーブメント」に協力し、中学1年生から高校1年生まで7人の生徒が参加。物流や情報システムの仕組みをさらに掘り下げた体験や、食品ロスを減らすワークショップを通じ、将来の仕事を考えるきっかけを提供した。
商品検査センター見学と「実験教室」の合同企画は8月21日に開かれ34人が参加し、実験教室では、食品の品質検査にも応用されるペーパークロマトグラフィーを体験。水性ペンで印をつけたコーヒーフィルターを水に浸し、インクの色が分離していくようすを観察した。
「実験教室」はインクの分離を観察
そのほか、障害のある子どもたちを対象にした「放課後デイサービス」の団体を受け入れ、個性に合わせた体験を提供するなど、誰もが楽しめるプログラムから宅配の仕組みを伝えた。
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