利用者が有機野菜の生産状況を確認 生産者と消費者が二者認証 パルシステム群馬2025年10月31日
生活協同組合パルシステム群馬は11月12日、産直提携を結ぶ有機野菜の産地、株式会社プレマ(前橋市粕川町)で、栽培環境を確認する「公開確認会」を開催。品質と安全性を担保する生産手法を利用者が直接確かめる。
有機小松菜の圃場
公開確認会はパルシステムが1999年から独自に運用する、生産者と消費者の二者による農畜水産物の生産状況の確認制度。米や青果、畜産品から水産品まで、さまざまな品目で環境配慮や資源循環型の生産技術を利用者や他地域の産地の生産者が評価する。2024年度までの開催数は累計162回に上り、産地と消費者の結び付きを強めている。
今回の公開確認会は、パルシステムの「有機小松菜」産地の一つであるプレマ(群馬南部モグラ会)で開催。品質や味にこだわり、土づくりから手間を惜しまず生産・出荷している産地で、有機栽培農家が少なかった30年以上前から、群馬県赤城山麓南面で小松菜の有機栽培を継続。2001年の有機JAS制度開始当時から認証を取得し、小松菜を年間通じて利用者へ届けている。
当日は出荷、圃場管理などの工程や、安全性への配慮を直接確認。事前監査を実施した監査人6人による報告のほか、産地プレゼン、圃場・施設の見学、昼食交流などを予定している。
事前学習会のようす(10月16日開催)
監査人として参加するパルシステムの利用者は、事前に「基礎学習会」「事前学習会」を受講し、パルシステムの産直や食の安全性確保への理解を深めている。各地の生産者やパルシステムの職員と一緒に、監査項目に沿って確認を進めるとともに、食の安全性と生産者の想いや努力を確かめる。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹などにチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 兵庫県2025年12月16日 -
【特殊報】トマト青かび病 県内で初めて確認 栃木県2025年12月16日 -
「第3回高校生とつながる!つなげる! ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」受賞アイデア決定 農水省2025年12月16日 -
「NHK歳末たすけあい」へ150万円を寄付 JA全農2025年12月16日 -
米の流通に関する有識者懇話会 第3回「 研究者・情報発信者に聴く」開催 JA全農2025年12月16日 -
北海道農業の魅力を伝える特別授業「ホクレン・ハイスクール・キャラバン」開催2025年12月16日 -
全自動野菜移植機「PVZ100」を新発売 スイートコーンとキャベツに対応 井関農機2025年12月16日 -
7才の交通安全プロジェクト 全国の小学校に横断旗を寄贈 こくみん共済coop2025年12月16日 -
北海道上川町と未来共創パートナーシップ協定を締結 東洋ライス2025年12月16日 -
米が結ぶ人のつながり特集 情報誌『のんびる』1・2月号受注開始 パルシステム2025年12月16日 -
天然植物活力液HB-101「フローラ公式ネットショップ」サイトリニューアル2025年12月16日 -
静岡県発いちご新品種「静岡16号」名前を募集中2025年12月16日 -
生活・キッチン用品の新カタログ「RespeYell(りすぺーる)」創刊 パルシステム2025年12月16日 -
厳選フルーツ使用クリスマスピースタルト 21日から限定販売 フルーツピークス2025年12月16日 -
横浜の竹林を「農場」へ「ハマチクラボ」ウェブサイト公開 横浜竹林研究所2025年12月16日 -
遺伝子組み換え・ゲノム編集食品に対する消費者の意識調査 バイテク情報普及会2025年12月16日 -
5地域の資源管理型漁業実践事例を報告「第2回 海の産直サミット」開催 パルシステム連合会2025年12月16日 -
「北海道厚切りポテチカット」ジャパン・フード・セレクションでグランプリ受賞 カルビーポテト2025年12月16日 -
「日本の共済事業 ファクトブック2025」を発行 日本共済協会2025年12月16日 -
「日本DX共創AIアカデミー」地域創生みんなで忘年会開催 日本DX地域創生応援団2025年12月16日


































