国内農機メーカー初の「GLOBAL G.A.P」認証取得 ヤンマーグループ2018年8月2日
農機メーカーであるヤンマー(株)のグループ会社・ヤンマーシンビオシス(株)は、滋賀県栗東市にあるヤンマーグリーンフォームの水耕レタス栽培において、国内農機メーカーとして初めてGLOBAL G.A.P認証を取得した。
ヤンマーシンビオシス(株)は、障がいのある人たちの雇用を推進する共生社会の実現を目指して2014年4月に設立され、同年10月に特例子会社認定を受けたヤンマーのグループ会社だ。
同センターでは、農産物の生産・販売など農業を通じて地域や人の暮らしを豊かにすることを目的に事業展開している。栗東センターの水耕レタスは、週末に一般開放されているヤンマー社員食堂のサラダ用や同社が運営する各施設に出荷されている。
(写真)ヤンマーシンビオシス栗東センターの
水耕レタス栽培施設
ヤンマーでは、食の安全・環境保全・労働の安全を国際標準の生産工程管理で実現するGLOBAL G.A.Pに着目して今回認証を取得したという。今回認証を取得したことで、今後のGAP認証取得を目指す担い手農家や農業法人に対して、トレーサビリティ管理や営農に関する情報提供など幅広く取り組んでいきたいと語っている。
(関連記事)
・【キーワード農政・スマート農業】「政府全体で推進 社会実装へ」山田広明・農林水産省大臣官房政策課技術政策室長(18.07.27)
・「農業を食農産業に発展させる」で学生懸賞論文募集 ヤンマー(18.07.03)
・生産者の声反映した共同購入大型トラクター決定 JA全農(18.06.29)
・低コストなマニュアルトラクターを導入 ヤンマーが「YT3シリーズ」に(18.03.30)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略 現在の技術で実現可能でしょ(4)2024年4月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(7)【防除学習帖】 第246回2024年4月20日
-
土壌診断の基礎知識(16)【今さら聞けない営農情報】第246回2024年4月20日
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日