持続可能な農業学ぶスクールのオンラインコースを9月に開講 いかす2020年7月9日
神奈川県平塚市でオーガニック野菜の生産・加工・販売を行う(株)いかすは、人にも地球にも優しい未来の農業を学ぶサステナブル・アグリカルチャー・スクールのオンラインコースを2020年9月に開講する。
サステナブル・アグリカルチャー・スクールの様子
同社はオーガニック野菜の生産・加工・販売と並行して、2018年4月に有機農業を学ぶサステナブル・アグリカルチャー・スクールを開講。開講から2年が経過し卒業生は70人を超えた。卒業後就農している受講者も増えているという。
ただ、新型コロナウイルスの影響で、スクールのほ場実習は一時中止。再開後もソーシャルディスタンスを意識しながら、オンラインで講義を行ってきた。
一方、ウイルスの影響をうけサステナブルな農業や畑に興味を持つ人が増え、農業研修の問い合わせや申し込みも増えている。このような状況を踏まえ、2020年9月からオンラインだけで学べるコース「SASオンライン」を開講することを決めた。
これに合わせ、オンライン体験説明会を7月19日と8月23日に実施する。ミーティングシステム「Zoom」を使って行う。オンラインの、サステナブルに農を営むためのベーシックとなる基礎を学び、畑での実践的な季節感のある学びも動画で見ることができる。受講料は10万円。
同社は、東京大学農学部や東京農業大学、神奈川県農業技術センターとの共同研究、実証ほ場の成果も含め、耕作放棄地から有機農業の畑にするための、土づくりの方法を確立。そのノウハウを同スクールでシェアしていく考えだ。
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