「アグティー」で農業相談 "LINE LIFFアプリ"でサービス開始 井上寅雄農園2022年8月26日
農業スキルシェアサービス「アグティー」を運営する井上寅雄農園(長野県佐久市)は、ウェブ版の同サービスを改修し、LINEで気軽に農業相談できるLINE LIFFアプリをリリースした。
LINEを登録していれば新しいアプリのダウンロードは不要
同社が、20代から60代の農業者・農業関連業者に行ったインタビューによると、全員がLINEを利用していることがわかった。これまでwebでの利用を想定して改修を重ねてきたが、老若男女問わず利用しているLINEで家族や友達と相談している感覚で農業の相談ができる環境を整えた。
「LINE LIFFアプリ」は、新しいアプリのダウンロードは不要。QRコードを読み取り、アグティーLINE公式アカウントから必要情報を入力して登録でき、ストレスなく登録・相談できる。
これまでは原則有料相談のシステムだったが、LINE LIFFアプリにより、原則無料相談となる。その理由は、登録しているアドバイザーの多くが「若手農家に貢献したい」「自分も新規就農時に苦労したので手助けしたい」などボランティア精神旺盛な人がアドバイザーとして登録していることや、相談者からは「いきなりお金を払って指導を受けることに抵抗がある」「お金を払って相談して失敗したくない」などの意見があったためで、まずは原則無料で相談するシステムとした。今後は、アドバイザーのモチベーション向上、引退した農業者の収益源を確保する画期的システムの構築を目的に「おひねり機能」「定額相談」など農業指導でお金が貰える仕組みも構築していく。

簡単な4ステップで相談解決が可能
一方、新機能として誰に頼んだらよいかわからない講演会の講師を依頼できる「講師派遣」を用意。農業には「野菜部会」「トマト部会」「青年部会」など様々な部会があり、部会によっては年に数回講師を読んで勉強会を行っている。しかし、講演の回数を重ねてくると、部会員や農協職員だけのつながりでは講師を招聘できないことがあることから、アグティーアドバイザーに講師を頼めるよう機能を追加した。現在農業関連の講師費用の相場がないため、アグティーでは暫定的に価格を設定。「現地講演」は3万円(交通費は除く)、「ウェビナー」は1万円、「アドバイザー圃場視察」は5万円。
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