製パン性に優れコムギ縞萎縮病に強い小麦新品種「せとのほほえみ」育成 農研機構2024年12月2日
農研機構は、西日本の主要なパン用小麦品種「せときらら」から、子実のタンパク質含有率が高く、製パン性に優れる小麦品種「せとのほほえみ」を育成した。近年西日本でも被害が拡大しているコムギ縞萎縮病に強く、秋播性であるため春先の低温による凍霜害を受けるリスクが低い品種。関東から九州までの広い地域でパン用小麦として栽培できる。
成熟期の「せとのほほえみ」
現在西日本では、パン用小麦品種として「せときらら」や「ミナミノカオリ」が作付けされているが、「せときらら」は子実のタンパク質含有率が低くなりやすく、「ミナミノカオリ」は雨害による品質低下が起こりやすい。いずれも、パン用として必要な品質を安定的に確保するのは難かしい。
また、近年は、西日本ではこれまであまり発生がみられなかった地域へのコムギ縞萎縮病の拡大や暖冬年の春先の低温による幼穂の凍霜害が問題となっている。
新品種「せとのほほえみ」は、子実のタンパク質含有率が「せときらら」より高く、製パン性が優れるとともに、品質低下の原因となる穂発芽耐性も「せときらら」や「ミナミノカオリ」より優れている。秋播性のため春先に幼穂が凍霜害を受けるリスクが少なく、また、コムギ縞萎縮病にも強いため、温暖地東部のような冬の気温がある程度低い地域やコムギ縞萎縮病発生地域にも適応。関東から九州までの広い地域で栽培できる。
主に「せときらら」や「ミナミノカオリ」に置き換えて普及することが見込まれる。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ショウガ褐色しみ病 県内で初めて発生確認 岡山県2026年3月16日 -
福岡県の「どんどんライス」が米飯類で不適正表示2026年3月16日 -
コスト転嫁できず「安い弁当」苦戦 弁当店倒産、2年連続最多に 商品戦略は二極化へ2026年3月16日 -
【中酪販売乳量】25年度「微増」で着地へ、都府県300万トン割れ2026年3月16日 -
給食のない春休みも牛乳を「メイトー×ニッポンエール 春のおいしいいちごミルク」ファミマ限定発売2026年3月16日 -
「世界女子カーリング選手権大会2026」日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2026年3月16日 -
「みのるダイニングフェザン盛岡店」開業9周年 人気メニューを特別価格で提供 JA全農2026年3月16日 -
【人事異動】JA共済連(4月1日付)2026年3月16日 -
【今川直人・農協の核心】創造は人間、助手は機械(2)2026年3月16日 -
【役員人事】ジェイカムアグリ(4月1日付)2026年3月16日 -
大規模稲作一辺倒は亡国への道【森島 賢・正義派の農政論】2026年3月16日 -
【消費者の目・花ちゃん】貴重な読書体験2026年3月16日 -
縁日イベント ホームランバー「当たりだらけの!?アタルフェス」開催 協同乳業2026年3月16日 -
障がいのある社員が育てた野菜を販売「OtemachiDeliマルシェ」に参加 ファミリーマート2026年3月16日 -
横浜市場 青果部再編整備完了記念 親子で楽しめる「市場探検ツアー」開催2026年3月16日 -
カマンベールチーズ熟成中の味の変化 世界で初めて可視化 雪印メグミルク2026年3月16日 -
オーレックグループ 3社が「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に3年連続認定2026年3月16日 -
渋谷・原宿を脱原発訴えパレード「とめよう原発!3.7全国集会」に参加 パルシステム連合会2026年3月16日 -
秋田県に「コメリパワー横手インター店」28日に新規開店2026年3月16日 -
ポケマルおやこ地方留学「農山漁村振興への貢献活動に係る取組証明書」取得 雨風太陽2026年3月16日


































