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【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 宮城県2025年7月22日

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宮城県病害虫防除所は、水稲に斑点米カメムシ類(アカスジカスミカメ、クモヘリカメムシ、ホソハリカメムシ)が県内全域で多発のおそれがあるとして、7月18日に令和7年度病害虫発生予察注意報第3号を発表した。

アカスジカスミカメ、クモヘリカメムシ、ホソハリカメムシ(提供:宮城県病害虫防除所)(提供:宮城県病害虫防除所)

宮城県病害虫防除所によると、県内中生品種の出穂期は7月29日頃と予測され、平年より3日早い(宮城県米づくり推進本部7月16日発表)と予想されている。

定点調査の結果、アカスジカスミカメの第1世代成虫発生盛期は7月第3半旬で、平年よりやや早かった。また、第2世代成虫発生盛期は、平年(8月第4半旬)よりやや早い8月第3半旬と予測される。

巡回調査の結果、本田や周辺畦畔におけるアカスジカスミカメ、クモヘリカメムシ及びホソハリカメムシの発生地点率は平年より高く、すくい取り虫数は平年より多かった。なお、クモヘリカメムシは県南部や県北沿岸部ですくい取り虫数が多かった。

高温が発生に好適で、向こう1か月の平均気温は高いと予報されている。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇水田における薬剤防除は、穂揃期とその7~10 日後の2回が基本。ほ場をよく観察し、遅れないよう防除を実施する。

〇イヌホタルイが多発しているほ場では、1回目の薬剤散布を「出穂始~穂揃期」に行うことで、アカスジカスミカメの密度を低下させ被害を軽減できる。

〇クモヘリカメムシは水田に越冬世代成虫が侵入し、その後1世代を経過する。クモヘリカメムシの多発地域では、穂揃期とその7日後の2 回防除後にさらに追加防除を実施することにより、斑点米被害のリスクをより一層低減することができる。

〇すでにアカスジカスミカメの第1世代成虫発生盛期を迎えていることから、今後、水田周辺の畦畔や雑草地の草刈りを行うと、成虫を水田内に追い込み斑点米被害を助長するため、原則行わない。やむをえず草刈りを行う場合は、草刈り後直に水田への薬剤防除を実施する。

〇ジノテフラン液剤(スタークルメイト液剤10 等)、エチプロール水和剤(キラップフロアブル)、スルホキサフロル水和剤(エクシードフロアブル)はアカスジカスミカメに対する防除効果が高く、特に、ジノテフラン液剤は残効が長く、2週間程度は発生密度を抑制することができる。

〇薬剤は『宮城県農作物病害虫・雑草防除指針』を参考に選定する。

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