次世代モデルの人工光型植物工場「福井美浜工場」竣工 椿本チエイン2025年9月12日
椿本チエインは、福井県三方郡美浜町の若狭美浜インター産業団地に次世代モデルの人工光型植物工場「福井美浜工場」を建設。9月10日に開かれた竣工式には福井県・美浜町の地域関係者や建設関係、取引先などが出席し、神事の後で同工場のレタス生産を見学した。
福井美浜工場外観
新工場は、椿本チエインの国内6番目の工場で、植物栽培の専用工場。コンビニ、外食市場での植物工場野菜への需要増に応えるため、新しい栽培方式を採用した次世代モデル工場となる。同社アグリビジネスの研究・開発拠点として、栽培現場に密着した自動化機器・設備の「実証開発」の場としての機能も担う。
竣工式でのテープカット
竣工式で同社の木村隆利社長は「安心・安全な野菜を安定してお届けしながら、開発拠点として、新たな自動化機器・栽培技術の開発も行う。この福井美浜工場を通じて、植物工場が魅力ある事業であることを実証するとともに、様々な取り組みを通じて地域に根差した工場を目指す」とあいさつした。
同工場で生産したレタスは、9月末から出荷を始め、順次生産量を拡大する。
福井美浜工場の自動化機器(育苗トレイの自動搬送)
◎福井美浜工場の概要
所在地:福井県三方郡美浜町山上77-15-12(若狭美浜インター産業団地)
敷地面積:8498㎡(延床面積3691㎡鉄骨造)
事業内容:レタスなど葉物野菜を主とした植物栽培プラント、同社アグリビジネスの研究開発
生産規模:レタスなど葉物野菜を1日2.2トン生産予定(福井県内では最大規模)
納入先:コンビニ、外食市場向け他
従業員数:50人(パートタイマ―を含みシフト制で18体制で稼働)
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