2017年度の肥料・土壌改良材市場は減少2019年1月7日
TPCマーケティングリサーチ(株)は、肥料と土壌改良材市場について調査を実施。2017年度は前年度比1.9%減の1821億円だったと発表した。
単肥、有機質肥料、複合肥料、政令指定土壌改良材、普通肥料、などを対象に2018年9月から12に調査を実施。肥料・土壌改良材市場は、前年度より1.9%減の1821億円となった。
種類別で最も多かったのは化成肥料の868.7億円(47.7%)、次いで配合飼料が477.2億円(26.2%)だった。政令指定土壌改良材は74.7億円(2.1%)で、供給量が2015年から2017年にかけて一貫して減少傾向にある。
同市場は世界的に拡大傾向にあるが、国内は農業従事者の高齢化、労働力の不足等により減少傾向にある。今後も大きな増加に転じる可能性は低い見込みだ。2018年度については、前年度比0.5%減の1812億円となるだろうと予想している。
メーカー各社は、自社肥料の拡販を狙った「トータルソリューション」、施肥回収を減らすことが可能な「省力化肥料」、海外拠点を足掛かりとした「海外展開」で起死回生を狙っている。
(関連記事)
・肥料の共同購入 前年比1万3000t予約増-JA全農(18.12.27)
・肥料農薬・安く良質な資材を調達・供給【引屋敷 透・JA全農肥料農薬部長】(18.06.26)
・化成肥料550銘柄を25銘柄に集約-JA全農(18.05.31)
重要な記事
最新の記事
-
石破首相退陣に思う JAトップと野党議員が語る農政の課題2025年9月11日
-
米の収量で作況に代わる新指標 5年中3年平均値対比 農水省2025年9月11日
-
納豆汁、鯨汁、菊の花のお浸し-山形内陸の食-【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第355回2025年9月11日
-
見かけは盛んな花の研究ですが...【花づくりの現場から 宇田明】第68回2025年9月11日
-
水稲の斑点米カメムシ類 1道2府32県で注意報 病害虫発生予報第7号 農水省2025年9月11日
-
「JA島原雲仙フェア」 みのりカフェ長崎駅店で11日から開催 JA全農2025年9月11日
-
身近な交通事故を可視化した「交通安全MAP」を公開 特設サイトも開設 JA共済連2025年9月11日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第113回2025年9月11日
-
自然再生をめざす金融アライアンス 新たな指針と技術集を公開 10月9日にシンポジウム 農林中金2025年9月11日
-
【組織改定・人事異動】デンカ(9月10日、10月1日付)2025年9月11日
-
三重県いなべ市の塩崎圃場が有機JAS「有機農産物」認証取得 KIMOTOファーム2025年9月11日
-
国内ポリオレフィン事業の競争力強化へ基本合意 三井化学、出光興産、住友化学2025年9月11日
-
ぶどうのまちで楽しむ収穫の秋「第33回 巨峰の王国まつり」開催 長野県東御市2025年9月11日
-
「初めて聞く農業者向け 農福連携セミナー」オンラインで開催 日本農福連携協会2025年9月11日
-
「AIエージェント×AI/DXフォーラム~農業」25日に開催 AIデータ社2025年9月11日
-
発売5年目の『無限シリーズ』リニューアル ひと口サイズも発売 亀田製菓2025年9月11日
-
農業プロジェクト『UTSUNOMIYA BASE』主催夏祭りイベント 宇都宮で開催2025年9月11日
-
熱中症対策をサポート「涼しい時間帯」に特化した農機具レンタルプラン開始 唐沢農機2025年9月11日
-
相鉄ブランド野菜「そうてつとれたて便」販売開始「貨客混載」輸送も実施2025年9月11日
-
新潟県津南町でカーボンクレジット地産地消モデルを実現 フェイガー2025年9月11日